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「なんとかなる」は大間違い! 人生にかかるお金を把握する

2016/09/07 家計・節約
この記事は約 7 分で読めます。

人生において絶対に知っておいていただきたいこと、それは「生きていく上で必要なお金」についてです。結婚や出産、子どもの進学など、節目節目にはまとまったお金が必要。どれだけのお金がかかるのかを、まずはきちんと把握しましょう。老後にどれだけお金を残しておけるのか、それが、豊かな人生を送れるかどうかの分かれ目なのです!

ライフイベントごとにかかるお金を把握しよう

人生を歩む上で、平均的に必要になるお金の額は、皆さんご存知ですか? お仕事に子育てにと、日々忙しい現代の女性。「先を見据えるよりも、いま目の前のことが大変なの!」というその気持ち、痛いほどわかります。けれどもいま考えておかないと、本当に、あっという間に老後はやってきます。そうならないためには、きちんとした「計画」が必要なのです。

まずは、ライフイベントにどれだけのお金がかかるのか把握しましょう。 平均的に、おおよその人が歩むであろう部分をピックアップすると、まとまったお金が必要なライフイベントは、次の5つです。

・結婚
・出産
・住宅
・子どもの進学
・老後

ここをしっかり見据えて、計画的に貯蓄をすることが大切です!

「なんとかなるだろう」では済まされません

大半の人が、老後について「私はなんとかなるだろう」と思っているのが現状。皆さん、どうですか? けれども「なんとかなる」精神でその場をしのいできて、いよいよ50歳を超え老後が見えてきたな、というときには…残念ながら、なんともなりません…。

50歳を超えて、まとまったお金を稼ぐのはどう考えても大変。さらに、昔よりも生涯賃金も退職金も少なくなっていますし、年金もいまより受給年齢が上がるのは目に見えています。このように昔の人よりもらえる金額は少ないので、親世代よりも私たちのほうが、しっかりと貯蓄に対して意識しておかなければならないのです。

結婚にはどれくらいお金がかかる?

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結婚に必要な金額:300万円

人生において、いちばん最初に大きな出費、それが「結婚」です。ふたりで300万円という金額が必要だとされています。ただ、式も挙げずに籍だけ入れるのであれば0円で済みますし、500〜1,000万円の金額がかかる人もいるので、個人によってさまざま。

一般的な披露宴と挙式を合わせて、だいたい300万円ぐらい、とされています。

出産は出費が少なくてすむ場合も!

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出産に必要な金額:50〜60万円

「出産」は、およそ50〜60万円必要だといわれています。公立の病院だと10万円代で済む場合もあるのでこちらも「結婚」と同じく個人差があります。ただ、出産すると健康保険から「出産育児一時金」として一律42万円が給付されるので、実際にはそれほど費用はかかりません。

ただ、ひと口に「出産費用」といっても、生まれる時間帯や曜日によって「深夜料金」や「特別料金」が追加されるので、こちらもやはり費用は人それぞれ。ちなみに、お正月出産は縁起が良いように思えますが、実際には平日出産よりもぐんと費用が嵩みます。ぜひその辺りは、頭に入れておいてくださいね。

ちょっと耳寄り情報!

出産育児一時金は、一律42万円で受け取れるので、そこまで費用がかからなかった場合に得をするという方もたくさんいらっしゃいます。とくに、帝王切開だと保険の適用になるので(通常分娩は保険適用外です)、いちばんおトク。さらに医療保険などに入っていればそこからお金が降りることもあるので、もらえる額はかなり大きくなります。

ただ、お腹を切ることは大きなリスクをはらんでいます。「通常分娩できるけれども帝王切開で!」とお願いをすることは、できないと考えておいて良いでしょう。

人生でいちばん大きな買い物は「住宅」

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住宅購入に必要な金額:600万円程度

購入する方・しない方はいらっしゃいますが、やっぱり欲しいという方は多いですね。大抵の人は、住宅ローンを組んで払い続けていくのですが、頭金がまず必要です。

頭金は、販売価格のだいたい20%程度。3,000万円の家を購入するとした場合、だいたい600万円程度が必要です。 いかがですか? まとまったお金、ということで考えると結構高いですよね。この20%というのは絶対必要、というわけではないのですが、頭金として20%払っておいたら後々のローンが無理なく返せるレベル、という見込みです。

ちなみに都市部であれば、坪単価がまったく違うので3,000万円ではなかなか建てられません。3,000万円という金額は、郊外に建てるという想定です。

子どもの進学時にはだいたい200万円必要!

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子どもの進学に必要な金額:200万円

教育費について、一般的には子どもひとり辺り1,000万円が必要だといわれています。ただ、これはすべて公立で進学した場合。私立だと文系で倍以上の2,200万円! 理系はもっとかかります。

その中でいちばんまとまったお金が必要になってくるのが、子どもが18歳のとき。大学や専門学校に上がる際、入学金や引越し費用、また自動車免許取得費用など、だいたい200万円のお金が飛んでいきます。

子どもを進学させると家計がぎゅっと詰まるので、ここから卒業までの4年間はだいたい赤字になり、貯金を崩しながらやりくりするという生活に入っていきます。ですので、子どもが18歳になるまでにどれくらいお金を貯められるかというのがポイント!

どうしても教育費が足りなくなったら!?

教育費が足りない…、そんなときには「奨学金」や「教育ローン」という方法もあるので、検討してみましょう。

ただ、奨学金は一世帯あたりの所得など厳しい審査基準が設けられているので、ご両親とおじいちゃん・おばあちゃんが同居している家庭だと、まず通りません。そして教育ローンは金利が高く、お子さんが社会人になってから、少ない給料の中で月に1〜2万円の返済を負担させるのはやはりかわいそう。可能なかぎり、進学時に親が支払ってあげたいですよね。

そして老後、かかる費用は夫婦ふたりで・・・

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老後に必要な金額:1億円

お子さんを大学に進学させ、やれやれ…と思ったら、今度は自分たちの老後の心配をしなければなりません。60歳以降、余裕ある暮らしをしようと思ったら…1億円がかかります!

〈1億円の内訳〉
普通の生活を送るために必要な生活費:ふたりで月25万円
→60〜80歳までの20年間=6,000万円程度

夫婦どちらかが亡くなり1人で生きるのに必要な生活費:月17万円
→80〜90歳までの10年間=2,000万円程度

その他
・住宅のリフォーム代
・趣味の旅行
・子どもたちの結婚や出産などのお祝い などさまざま

いま老後を迎えている私たちの親世代でしたら、退職金も年金もたくさんもらえているので暮らしていけるでしょう。ですが、私たちが老後を迎えるとき、世の中がどうなっているかまったく予想がつきません。年金もどうなるかわからず、いまの医療制度だってどれだけ続くのか…という心配もあります。

まとめ

改めて数字で見ると、こんなにかかるんだ…と唖然としますよね。そして、親への感謝の気持ちが湧いてくるはず。

ということで、今回のポイントはこちら!

ポイント① まずはライフイベントごとにかかるお金を把握すべし
ポイント② 「なんとかなる」という考えは今日限りでおしまい!
ポイント③ 20代から老後の資金について考えておこう
ポイント④ 子どもが18歳になるまでに、貯められるだけ貯めておく

お金の話は現実的なので目を背けてしまいがちですが、確実に必要なものです。しっかりと把握して向き合い、安心して暮らせる老後のためにも、貯蓄について考えましょう!貯蓄の具体的な方法や家計の見直し方などは、またここでお伝えしますので、楽しみにお待ちくださいね♪


FP 小野みさ代

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ライター紹介

小野みさ代

小野みさ代

株式会社One's Brain 代表
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