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投資家になるには?知っておくべき常識と醍醐味

あなたは、少ない額でもこつこつ貯金をしていますか?
結婚、住宅購入、子供の教育、老後の生活維持など、将来に備えて貯蓄をするのは大切なことです。

ところが、今や定期預金の金利は最低です。
1980年ころは郵貯で12%という時期があります。信じられない話ですが、100万円預けていれば10年で200万も利息がつきました。
それが今や0.025%です。同じように10年預けても金利はわずか2,500円です。

そんな中で、「これからは貯蓄より投資だ」と叫ばれています。低金利政策のツケを投資で穴埋めしなさいという訳で、ひどい話です。
実際、投資は全て自己責任であり、損をすることもあります。自分自身で投資を判断できる力を身につけなければなりません。でないと証券会社の営業の言いなりになってしまいます。

ここでは、投資家として身に着けておくべき常識を紹介します。
もう一つみなさんに知っておいて欲しいのは、投資が好きな人は単にお金儲けだけに入れ込んでいるわけではないことです。投資には醍醐味があるのです。そんな投資の魅力もみなさんに紹介できればと思います。

投資家と聞いて何を思い浮かべるか?

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投資家と聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
投資家は機関投資家と個人投資家に大別されます。

機関投資家とは、生命保険会社や銀行で莫大な資金を運用している人たちです。トレーダーやファンドマネージャーとも呼ばれますが、みな企業に勤めるサラリーマンです。

テレビでは、株に投資しているタレントが頻繁に取り上げられています。元衆院議員の杉村太蔵さんが株でかなり稼いだとか、株で1,000万円を稼ぎ出すグラビアアイドルの杉原杏璃の話題、株で大損した松居一代さんなど、ご覧になった方も多いでしょう。
職場にも、FXを初めて小金を稼いでいる同僚がいませんか?
こうした人たちはみんな個人投資家です。

今や投資家は身近な存在に

投資を始めるなら、まずは証券会社に口座を作るところから始めるのが一般的です。
証券口座は、窓口だけではなく、オンラインを通じて簡単に申し込むこともできます。

昔は証券会社の営業を通じて株を売買するしか手段はなく、敷居の高さを感じました。
今では証券会社に口座さえ作れば、パソコンやスマホで簡単に株取引を始めることが出来ます。

売買の手数料も、300万円の株式を売却したケースでは、窓口を通すと2-3万円かかりますが、オンライン取引では4-6千円に抑えることが出来ます。

さらに身近な存在は、確定拠出年金です。これは一言でいうと、勤め先が窓口となって退職金を従業員自らが運用する制度です。大企業を中心に多くの企業が導入しています。

また、あなた自身、勤め先の従業員持ち株会に加入していませんか?そうだとすれば、あなたはすでにれっきとした個人投資家の端くれです。

勤め先によっては、持ち株会加入を促すためと福利厚生の一環として補助を支給しているケースもあります。加えて売買手数料も、持ち株会が一括して自社株を購入するのでボリュームメリットが働きます。

何に投資するのか

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投資の対象は、主に株式と債券です。

企業は、ビジネスするために必要な資金を、株式または債券を発行し、広く投資家に買ってもらって調達します。

債券は、発行時に約束した利息(これを約定利息と呼びます)を毎年支払うと同時に、一定の期間が到来したら、元本が償還されます。
つまり会社が倒産しない限りは、元本が保証されるのです。
国内で発行される債権だけでなく、海外債券も証券会社を通じて購入することが出来ます。円高になると目減りするのが難点ですが、国内債券よりグッと利回りが高いのがメリットです。

これに対して株式は、元本が戻ってくることはありません。
ただし、企業が高い業績を維持し成長を続けていけば、株価は上昇し値上がり益を獲得できます。
加えて、業績が良ければ、企業は配当金として好業績の一部を株主に還元します。
その点が債権とは大きく違うメリットです。

企業業績は好調な業種と、不調な業種で格差が広がる傾向が強まっています。さらに同業種でも、企業間格差は広がっています。
こうした格差は、株式にも確実に反映されます。例えば日経平均株価が上昇していても、全ての会社の株価が伸びているわけではないのです。

株式も、海外企業が発行した株式を購入できます。経済の低迷が続く日本と異なり、中国やアジアなどの新興国は経済成長を続けており、そうした国の企業の株価は、長い目で見ると有望です。

またグローバル化を背景に、アップル・グーグル・スタバなど欧米のグローバル企業などは着実に株価を伸ばしています。

株式や債券以外にも投資できる

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その他、不動産や商品も投資対象の一つです。
ただし、不動産や商品は購入単位も大きく、サラリーマンが手を出すのは現実的ではありません。
最近は、不動産も商品相場も、証券化された投資信託商品が販売されています。

例えば不動産ならオフィスビル一棟を個人で購入することは困難です。REIT(リート、不動産投資信託)とは多くの投資家からオフィスビルや賃貸マンション取得資金を集めるために証券化した信託商品です。
銘柄によっては購入単位が1万円~2万円で、少額からでも投資が始められます。

REITは、不動産相場の値上がりによるキャピタルゲインだけでなく、賃貸収入による収益が分配金として投資家に還元されます。不動産相場は水物で当然値下がりすることはありますが、ある程度安定して家賃収入が分配金として入ってくるのは魅力です。

原油や貴金属などの商品取引も、大手証券各社が、例えば原油ならWTIなどの先物相場と連動した上場投資信託(ETF)を販売しています。
ETFは、通常の送品先物取引と違い、簡単に売買できるのがメリットです。

何によって値動きするのか

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例えば株価は何によって決まるのでしょうか。

例えば株式なら、発行体の業績が良ければ株価は上昇します。さらにその国の景気や金利動向も影響します。これらをファンダメンタル(基礎的条件)と呼びます。

業績は売上高・営業利益や関連する指標(売上高営業利益率、資本利益率、キャッシュフローなど)が公表されています。さらに配当金も、株主に利益をどれだけ還元するかの目安です。
こうした業績・配当をもとに株価が割安か割高かを判断します。PER(株価収益率)、PBR(株価純資産比率)、配当利回りといった指標が活用されます。

景気も、GDP(国内総生産)、消費動向指数、貿易統計、資本受注動向、失業率、在庫指数など、公表情報を活用できます。

しかしこれらはすべて過去の実績です。株価に影響するのは、将来の企業業績や景気です。

だから投資家は、業績に影響するイベントに反応します。例えばオリンピック開催地決定、選挙で与党の勝利などが注目されるのはこのためです。

さらに、その企業の画期的新製品の発表や、企業買収、新規事業進出、さらには社長交代も業績影響要因としてとらえられます。逆に粉飾決算や食中毒・安全事故の発生、商品のリコールなどネガティブファクターも将来の業績に影響すると捉えられます。

最後は思惑によって決まる

ただし、業績や景気動向の予測が単純に株価に反映するわけではありません。
最後は投資家の「思惑」で決まります。
ちょっと前の話ですが、2020年オリンピック開催地が東京に決まった時、建設関連の株価が上がるだろうと言われていました。
ところが実際はさして株価は動きませんでした。なぜでしょう。
投資家たちは、開催地の東京開催を見越して、建設関連株を買っていたのです。
つまり開催地決定は株価に「織り込まれて」いたのです。

投資は面白い

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もう一つみなさんに知ってほしいのは、「投資は面白い」ということです。
例えば株式なら、自分が買った株が値上がりするのは、投資家にとって嬉しいものです。

ではなぜ嬉しいのでしょう。単純に儲かったから?もちろんそうですが、それよりも投資家としての「相場観」が当たってことに喜びを感じるのです。

相場観とは、現在の株式市場が割高か割安かを見極め、この先の値動きを予想する、一種の感覚です。イベントドリブンといって、例えばクライマックスシリーズの行方から野球関連銘柄の値動きを予測するのも相場観の一つです。

周囲と同じ相場観では儲けることはできません。株価が急騰している銘柄をつられて買うのを「提灯買い」その逆を「提灯売り」と言います。こんな相場観では損するばかりです。

「逆張り」という言葉があるように、周囲に惑わされない独自の相場観を築き上げ、予想を的中させる、そして実際に儲けを出すことが投資家としての醍醐味です。

相場観は学ぶのではなく磨く

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では相場観はどうすれば身につくのでしょうか。
投資の世界は独特です。株式にも現物もあれば信用取引もあります。
個別銘柄以外にも、インデックスと呼ばれる日経平均と連動した商品を選ぶこともできます。

また、株価推移グラフであるローソク足チャートの見方一つとっても、日足、週足、月足、年足、陰線、陽線、ヒゲ、かぶせ線、つつみ線、寄り付き、終値など難解な用語の連続です。

心配ありません。こうした用語は、投資を続けていれば自然に覚えます。それよりも大事なのは、まず実践することです。つまりPDCA(PLAN→DO→CHECK→ACTION)のサイクルを回すのです。

今後の株価推移を自分なりの相場観で予測する(P)
→予測に基づき、実際に株や債券を少額でもよいので購入する(D)
→実際の株価推移が自分の予測とどれだけずれ、それがなぜなのか検証する(C)
→新たな相場観で予測の精度を上げる(A)

のサイクルです。

相場観は学ぶのも必要ですが、それよりも実践を通じて「磨く」ことが大切なのです。

まとめ

低金利が続く中、「これからは貯蓄より投資」だと政府もマスコミも旗を振っています。
ただし、投資はあくまで自己責任ですので、自分なりに投資の知識やセンスを身につけなければなりません。

投資家には、機関投資家と個人投資家に分類されます。
投資の対象は、株や債券の他に、不動産や商品(原油・貴金属)も含まれ、儲け方にそれぞれ特徴があります。

投資商品の値動き、例えば株価は発行企業の業績や景気などのファンダメンタルによって左右されますが、最後は投資家の思惑によって決まります。

忘れてならないのは、投資の面白さは金儲けだけではなく、自らの相場観が当たった時の高揚感にあります。そして相場観は学ぶというよりむしろ磨くものなのです。


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ライター紹介

by マネーの神様編集部

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ファイナンシャルプランナー、不動産投資家、起業家、トレーダー、ネットビジネス会社経営者、行政書士等が集まる、ちょっと不思議で多くの面白い情報が飛び交う編集部です。

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