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夫婦2人の生活費はどれくらい?平均値から未来を考えよう

2016/11/14 家計・節約 生活費
この記事は約 8 分で読めます。

これから新たにご夫婦となって2人の生活を初々しくスタートさせる皆さん、またお子さんが巣立って再びご夫婦2人の生活に戻った皆さん、そしてずっと2人で生活をしているご夫婦の皆さん。夫婦2人の生活費について、今どのように感じていますか?生活費の上手な使い方がわからず、全く貯金が出来ていないと悩んではいませんか?ご夫婦お2人の生活費が、世の中の平均と比べてどれくらいの差異があるのかを知って、様々な観点から今後の生活の改善ポイントをチェックしましょう。

2人暮らしがとても多い国、日本

厚生労働省が2016年の7月に発表した「国民生活基礎調査の概況」によりますと、2015年の日本の世帯平均人数は2.49人となりました。かつては兄弟が多く、また祖母や祖父母とも同居している世帯が多かったため、世帯平均人数は多かったですが、やはり少子高齢化や核家族化が進んだことにより、どんどん数値が下がっているのが現状です。

よって皆さんのような夫婦2人世帯というのは日本では非常に多く、それぞれが様々な生活費の悩みを抱えているのです。

日本の一般的な夫婦2人の生活費の平均はどれくらい?

そんなに贅沢をしているつもりはないのに、なかなか貯金が出来ないとか、あまりケチケチするのは恥ずかしいから、ついつい財布の紐を緩めてしまう、などという声をよく耳にします。生活費をストレスなく使うのは、なかなか難しいことですね。

総務省では、毎月「家庭調査報告」という統計を総務省のホームページで公表しています。ここでは「二人以上」の世帯の消費支出を見ることができ、2016年の9月分のデータでは、二人以上の世帯の消費支出の平均は267,119円でした。また、住居や自動車等購入費、贈与金、仕送り金を除いた平均額としては233,126円という数字となりました。あくまで「二人以上」の世帯の平均値ということで、3人以上の世帯も含まれるわけですから、目安としてはこの生活費の平均値よりも4~5万少ない金額になるということが予測できます。

「生活費」と言っても、その中には様々な項目が含まれますが、大きく二つに分けると「固定費(固定支出)」と「変動費(変動支出)」に分けることができます。固定費は、何もしなくても毎月自動的に出て行ってしまうお金、変動費はその月によって払ったり払う必要がなかったりする、いわば臨機応変なお金です。

貯金を殖やしたい、無駄を少なくしたいと思うならば、まずはこの定期的に出て行ってしまう「固定費」の部分を見直して削減することで、大きな成果が出てきます。なぜならば、固定費を一度うまく削減できれば、その効果がその後しばらく持続してくれるからです。食費のような変動費の削減は、常に努力と忍耐の積み重ねが必要になり、なかなかうまくいかないのです。

固定費としての生活費項目を具体的に紐解いてみましょう

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生活費の中の「固定費」として計上される費用として、代表的なものを見てみましょう。

【住居費】
生活費の中で最も大きく差がつくのはやはり家賃や住宅ローンの部分です。持ち家の場合には固定資産税もあります。一般的には住居にかける費用は収入の3分の1くらいが目安、と言われていますが、この家にかかるお金というのが今後の貯蓄や老後のゆとりなどに大きく影響してくるので、住居を決める時は分譲なのか賃貸なのかも含めて慎重に後悔のない選択をする必要があります。

総務省の家計調査によると、2016年9月の2人以上の世帯の住居にかかる生活費の平均は14,418円となりましたが、現役世代はこれよりももっと大きな金額の支出を長期間強いられます。例えば、頭金無しで5000万円の家を30年ローンで購入したとすると、単純計算で毎月約14万円を払い続けることになりますが、実際は住宅ローン金利や修繕費などもかかってきますから、更に大きな金額になります。

【車両費】
次に大きく家計を圧迫しかねないのが、車にかかる費用です。かつて車は高級品、贅沢品でしたが、現代では一家に一台は車がある時代です。車があることで行動範囲が広くなり、心の余裕、時間の余裕を生んでくれる素晴らしい文明の利器ではありますが、購入費をはじめとして保険料、車検代などの固定費や、変動費としてのガソリン代がとめどなくかかってくる金食い虫の側面もあります。

近年、若者の車離れが加速しているのは、収入や年金など経済面での悩みが多く、車を維持する余裕がない若者が増えたことによるとも言われています。よって先ほどの住居費にも関連して、若者たちの間では「職場の近くに賃貸で暮らす」という生活パターンが効率的であるという認識が広まっています。

【様々な基本料金】
総務省の家計調査によると、2016年9月の水道光熱費の平均は18,335円となりました。これは利用料としての変動費の部分も含まれるため、固定費としての基本料金の数値ではありませんが、おおよその目安がわかります。

また携帯やスマホの基本料金や固定電話、インターネット、プロバイダーの基本料金も、毎月必ずかかってくる固定費として挙げられます。今自分達が使っているものの基本料金が現状に適しているのか、もっと他の安いプランに変更できないか、是非検討してください。

特に電気代に関しては、使う量が多い時間帯が安くなっているプランを選べば、大幅に節約をすることができますし、格安スマホなども意外と不便なく使えるようです。

【保険料】
実際にお世話になることはあまりありませんが、万が一に備えて加入している保険。生命保険、個人年金保険、損害保険、地震保険など様々な種類があり、安心をお金で買っていることになります。当然のことながら結構な金額になりますから、自分の年齢や現状、必要度などをじっくり検討して見直すことが大切です。

ファイナンシャルプランナーが無料で相談会を開催している場合が多々ありますので、一度相談してみると良いでしょう。

変動費としての生活費項目を見てみましょう

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生活費の中の「変動費」として計上される費用には、主に次のようなものが挙げられます。

【食費】
節約を始める時に「まずは食費から!」という人が多いように、食費は節約し易い項目と言えます。

総務省の家計調査によると、2016年9月度の2人以上の世帯の平均食費は69,425円となりました。2人だけの世帯ですとこれより2~3万は少なくなります。むやみに節約して貧しい食卓にするよりも、知恵や工夫により無駄なく食材を利用して、外食に負けない美味しい料理を作ることができれば、家庭円満、お財布円満となり、良いことずくめです。

週末にまとめ買いや作り置きをして、金銭面の節約だけでなく平日の時間節約につなげたり、上手に冷凍保存して食材を無駄にしないよう気を付けましょう。

【利用料】
固定費の所で挙げた水道光熱費や通信費などの基本料以外の、実際の使用に伴う変動部分の利用料は、是非節約したいところです。日々無駄に使っている光熱費は必ずあります。

シャワーが温まるまでの冷たい水を垂れ流しにしていませんか?取っておいて掃除や洗濯、畑に使えます。トイレのウォシュレットは、外出時には節電モードにしているでしょうか?テレビも主電源から切っていますか?エアコンや暖房に頼り切った鈍った身体になっていませんか?

光熱費の節約は「ケチ」ではありません。立派な「知恵」です。これらを使えない途上国のたくさんの人達に思いを馳せれば、無駄遣いも少なくなります。

最初が肝心?新婚夫婦2人に贈るアドバイス

新しく家族となった新婚夫婦の場合、異なる互いの価値観を少しずつ理解して歩み寄っていく必要があります。どちらが家計を管理するのか、共働きの場合はどちらがどれだけ生活費を出すのか、共通の貯蓄用通帳を作るか否かなど、最初にうやむやにしてしまうと、後から大きな喧嘩の素になりますから、最初の頃からよく話し合って決めましょう。

新婚夫婦の場合、家計簿は必ず付けるようにしましょう。これにより2人のお金の動きがよく把握出来るようになるからです。ノートタイプのもの以外にも、最近では様々な家計簿アプリがあり、銀行やカード会社の口座と連動させることができるので、非常に便利です。

また、あまり外食をせずお家で料理をすることで料理の腕は上がり、食費の節約もでき、夫婦2人のコミュニケーションも図れます。

家計簿と料理は手を抜かないことが、今後の良好な生活を続けるための基礎となるでしょう。

ベテラン夫婦2人の生活費のポイントとは?

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ベテラン夫婦となると、これからの老後の生活費がどれくらいかかるのだろうかという不安を抱いている方たちも多いでしょう。自分が会社を定年退職する頃は、会社の業績はどうなっているのだろうか、退職金はきちんと満額もらえるのだろうか、という不安もあります。また、今騒がれている年金についても、少子高齢化や国の財政難が進んでいることから、当初予定されていた金額をきちんともらえるのか、予定している年齢からきちんと支給されるという確信はあるのか、多くの人々が疑心暗鬼に陥っています。

平成28年度の厚生年金の月額平均額は約21万円でした。この年金の金額では足りないな、現状では十分な蓄えが無いなと危機感を感じているならば、まずはすぐに節約を開始して少しでも貯蓄を増やしていくことは勿論、「健康面の充実」ということにフォーカスした生活を送るようにしてください。

健康を失えば「医療費」という名の変動費が膨大にかかってきますし、それに伴い治療に費やす時間や心のエネルギー、更には仕事さえ失ってしまいかねません。長く健康を保てるように、健康的な食生活や適度な運動を怠らないようにしましょう。その意味でも家庭菜園はおすすめの健康法と言えます。

まとめ

いかがでしたか。世の平均値はあくまで参考程度にして、自分たちの現状の仕事や収入、住まいを基準にして考えた時、今後どのような暮らしがしたいか、どれくらいのゆとりが欲しいのかを良く考えて、生活を様々な角度から見直してみましょう。そしてストレスのない生活費の使い方を、2人で築き上げて行ってください。

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ライター紹介

小野みさ代

小野みさ代

株式会社One's Brain 代表
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