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独身女性が準備すべき、老後資金の必要額と心構えとは?

日本を取り巻く様々な問題が増え、日本の未婚率がかつてよりも大幅に上がってきました。価値観の変化のみならず、生き辛さや将来の見通しが立たない情勢が、結婚をためらう人、そして結婚を諦める人を数多く生み出しています。どちらが正しい、ということはありません。正しいと思う方を選ぶことが、あなたにとっての正解なのです。今日は独身の女性が老後資金として準備すべき必要額を知って、今からしっかり老後の準備を始めましょう。

日本の未婚率はどれくらい?

2015年の国勢調査によると、15歳以上の年齢の日本人女性の未婚率は22.9%となりました。この他に配偶者と死別した女性は14.4%、離別、つまり離婚した女性は6.1%となりました。よってこれらを合計すると、独り身の日本女性は、15歳以上の人口のうち約40%もいるということがわかります。また、生涯未婚率(一生に一度も結婚しない率)は、2010年の国勢調査で10.6%と出ています。これは50歳の時点での未婚率から算出されている数字ですが、意外と多いと感じるのではないでしょうか。

人生とは実に人それぞれで、日々生きていく中で様々な経験を通してその人独自の価値観を育んでいきます。自分の意思で独身を選ぶ女性、そして自分の意思に反して独身となってしまった女性。上記のパーセンテージの数字の中に様々なドラマ背景があることでしょう。彼女たちはどのような経緯や考えで一生独身でいることになったのでしょうか。

一生独身でいることを決めた女性達の決心

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今後の人生をひとりで生きていくと決めた女性達には、どの様な理由があるのでしょうか。

近年多いのは、仕事が充実していて収入も地位もしっかりあるため、家庭を持つことでそれらを失ってしまうのが嫌だという価値観を持っている女性です。経済的に自立出来ていて、今後も仕事で昇進し続けることができるポジションであれば、家庭を持つことで夫や子供のことにまで気が回らないですし、仕事のリズムが大きく崩れるのです。お金も時間も全て自分のために使うために、独身を貫くのです。

また、男性に対する理想が高過ぎて、なかなか良い相手に巡り合い付き合うことが出来ないため、どんどん婚期が遅れて結婚のタイミングを逃してしまう女性も多々います。逆に、いろいろな男性とお付き合いをしてはみるものの、我が強かったり性格の不一致にすぐ耐えられなくなり、結局長く付き合えない女性もいます。最も残念なのは、付き合った相手が悪質で、それを期に完全に男性不信に陥ってしまい、心を病んで結婚を諦めてしまう女性です。

現実的な考え方で、これからの日本の超少子高齢化時代は、新たに生まれてくる子供たちにとって非常に生き辛い時代になるに違いない、それならば子供たちが気の毒だから「生まない」、という選択をする女性も増えています。結婚をする意味、結婚の価値観や幸せの定義が大きく変わっているようです。

いずれにせよ、独身としてこれからを生きていくためには、自分の決断に対する自信、信念を持っていなければ強く自分を保っていくことができません。孤独を恐れるのではなく、ひとりだからこそ出来ること、ひとりだからこそ社会に貢献できることもまたたくさんあります。強い心構えと共に、それを下支えするための計画的な老後資金貯蓄を準備しましょう。

では、まず老後資金も大きなベースとなる年金の支給額をチェックしてから、老後資金の必要額を計算してみましょう。

老後資金の基盤となる年金はいくらもらえるの?

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年金制度の存続に疑問符が付き始めている昨今ですが、やはり今しっかり年金を支払っている身からすると、老後資金の基盤としてしっかりと受給したいと思うのは当然のことですね。ではその年金は実際、いくらくらい貰えるという試算がされているのでしょうか。

日本の年金の仕組みは大きく2つに分けられています。日本国民は20~60歳の間、国民年金(基礎年金)の被保険者とならなければなりません。主に自営業やアルバイト、学生の人はこの基礎年金である国民年金に加入しています。また企業に属する会社員は、この国民年金の他に毎月自動的に給与天引きされて支払っている「厚生年金」にも加入しています。

収入によって毎月の年金の支払い額も変わってきますし、掛け金や支払い年数に応じて老後に貰える年金額も変わってきますが、平均値として大体いくらくらい貰っているのでしょうか。

平成26年度の厚生労働省年金局のデータによりますと、女性の国民年金受給者の平均受給額は、1ヵ月約51,500円でした。また、元会社員で厚生年金にも加入していた女性の場合は、2倍の約102,000円となりました。

いかがでしょうか。これはあくまで現在の日本の情勢下での平均値です。今後少子高齢化が進み、皆さんが受給権を持つ頃になったら、支給額が少なくとも2~3割減ることも想定しておきましょう。今の社会保障が今後ずっと続くと考えるのは現実的ではなく、ある程度のリスクマネージメント力が必要になってきます。

これらも踏まえて、老後資金の必要額について考えてみましょう。

独身女性が準備すべき老後資金の必要額は?

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年金支給額の目安がイメージできたところで、上記も踏まえて独身女性が準備すべき老後資金の必要額を計算してみましょう。

2015年の総務省家計調査によると、高齢単身無職世帯(60歳以上)の実収入は約115,000円、可処分所得(税金や保険料を支払った後の、自由に使える所得)は約103,000円となりました。先ほどの厚生年金収入とほぼ同額だということがわかります。

また、消費支出の平均額は約144,000円となり、不足が差額で約41,000円となりました。もしも60歳から85歳まで無職で生きるとすると、単純計算で「月41,000円×12ヶ月×25年=1230万円」が不足となります。あくまでも生活費としての支出平均であり、交際費や趣味、旅行などのゆとりのための費用や、医療費の増加、年金の目減り予測分は入っていませんので、やはり少なくとも年金以外に2000万円くらいの貯蓄が必要と言えるのではないでしょうか。

また、女性は平均寿命が長いということも念頭に置いておかなければなりませんから、1年長生きする毎に更に60万円ほどずつ貯蓄が必要となります。

独身女性の老後資金の賢い貯め方とは?

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では、年金以外に老後資金となるものには何があるのでしょうか。独身女性が老後資金として必要額を貯めるために年金と2本立て、いいえ、3本、4本、5本立てで準備している事柄には、以下のようなものがあります。

【定年を先送りにする】
企業によっては定年退職を数年先送りにして、嘱託職員や契約職員などの形で雇用を延長してくれる制度を持っているところがあります。自分の健康面にまだ問題がなく、働く意欲があるのなら、老後資金に少しでも余裕を持たせるためにも、長く仕事を続けるという選択肢も是非検討してみましょう。

【退職金や企業年金】
勤めている会社や勤続年数などにもよりますが、退職金や企業年金を貰える会社に勤めているのならば、これも立派な老後資金となりますから、勤めている会社の退職金規定などについて、今一度チェックしてみましょう。

【堅実に毎月○○万円を貯め続ける】
今、現役世代のうちに少しでも多く老後資金を貯めておくためにも、着実に確実に毎月のお給料からいくらずつ貯める、という習慣をつけておくことが大切です。銀行に預けても定期預金も普通預金も殆ど利息が付かない時代ですが、預けた分は確実に貯まっているわけですから、最も堅実な老後資金作りです。誘惑などに負けないためにも、給与天引きで自動的に貯蓄に回せるような仕組みを作ると良いでしょう。

【投資商品で利殖する】
上記のように単に普通預金や定期預金をしていては、せっかくのお金をただ寝かせているだけで勿体無い、と感じる人は、寝かせている貯金を働かせてみては如何でしょうか。投資信託や株、FX、金の購入、先物取引など、様々な金融商品を調べてみましょう。勿論、単なる貯金と違ってリスクを伴いますが、お金を動かすことで利益を生み出し、老後資金を殖やせる可能性もあります。自分で働かずにお金に働かせる、いわゆる「不労所得」です。

【副業をする】
会社の規定で禁止となっていないなら、副業やアルバイトをすることで収入と貯蓄を増やすことができます。クラウドソーシングなどで多数の案件が出ていますから、日々の空き時間を有効活用しましょう。また、今現在まとまった貯蓄があるならば、アパート経営や駐車場経営なども、検討の余地があるのではないでしょうか。

【個人年金保険】
公的年金の信用度に疑問を持ち始めた人や、もっと安心とゆとりが欲しいと願う人達に人気がある、個人年金保険という金融商品があります。これは国民年金や厚生年金と同様に現役時代に保険料を積み立てていって、将来年金を受け取るという仕組みです。

個人年金保険の受け取り方には3種類あり、「終身年金」の方式を選ぶと、公的年金と同様に、決まった年齢から一生涯年金を受け取ることができます。しかし早く死亡した場合は払い込み金額を全て回収できないということや、保険料が高いというリスクがあります。

「確定年金」方式を選ぶと、最初に○○年間と支給期間を決めることになります。もし10年間、と決めたなら、その間に亡くなったとしても引き続き家族が保険金を受け取ることができます。よって元本割れはありませんが、独身には適さない保険と言えます。

3つ目は「有期年金」方式で、当初から決められた期間、年金を受け取れる仕組みですが、本人が亡くなったら支給は打ち止めとなります。死亡が早ければ元本割れしますが、保険料が安くなっています。

よって独身の方には「終身年金」と「有期年金」がおすすめです。

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いかがでしたか。人は予想のつかない未来のことに対して恐れたり不安に思ったりしがちですが、「自分の決断に自信を持つこと」「人生を楽しむこと」を決して忘れずに、独身人生を満喫しましょう。

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by マネーの神様編集部

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ファイナンシャルプランナー、不動産投資家、起業家、トレーダー、ネットビジネス会社経営者、行政書士等が集まる、ちょっと不思議で多くの面白い情報が飛び交う編集部です。

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