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どちらがお得?ゆうちょ銀行の「定額貯金」と「定期貯金」の違い

みなさんはゆうちょ銀行に口座を持っていますか?多くの方に馴染みのある金融機関なので、普段から活用されている方は多いのではないでしょうか。ゆうちょ銀行の主な預金方法には「定額貯金」と「定期貯金」の2つがあります。お金を貯めたいときや資産運用したいときは、定額・定期貯金が多く活用されています。それぞれの特徴と違いを見比べて、どちらを選ぶべきか参考にしてみてください。

「ゆうちょ銀行」とは

ゆうちょ銀行には普通貯金、定額貯金、定期貯金などの預金方法があります。大きな特徴は他の銀行とは異なり預金のことを「貯金」と呼ぶことです。呼び方は違ってもお金を預ける仕組みは他の銀行と同じものになります。

また、ゆうちょ銀行は郵政民営化により、2007年に日本郵政公社から郵便貯金事業を引き継ぎ誕生しました。これまでは貯金事業も郵便局が行っていましたが、民政化に伴い郵便貯金の分野を新たに誕生したゆうちょ銀行が専門として担当することになったようです。


ゆうちょ銀行と他銀行の違い

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ゆうちょ銀行と他銀行の違いは「預金」と「貯金」の呼び方の違いのほかに、お金を預けることのできる金額が「1,300万円」までと決められています。以前は1,000万円が上限でしたが、2016年4月1日より1人あたりの貯金上限が1,300万円に増えました。

元金の保護は他の銀行と同じで、ゆうちょ銀行も1,000万円までとその利子が補償されます。万が一、銀行が破綻しても預金保険制度が適用されるので、1,000万円までなら大きな金額も安心して預けられます。


個人預金の銀行シェア割合

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個人預金の銀行シェア割合は次のようになっています。

都市銀行 27.3%
ゆうちょ銀行 21.9%
地方銀行 20.7%
信用金庫 11.9%

シェア割合を見ると都市銀行が最も多いですが、ゆうちょ銀行も大きなシェア率となっています。都市銀行の中には三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行などの複数の銀行が含まれているので、1つの機関だけで21.9%もシェアされているゆうちょ銀行は顧客数が圧倒的に多いことが分かります。

多くの方に利用されるゆうちょ銀行でお金を効果的に保管するためには、どんな貯金方法を選べば良いのでしょうか。


6カ月から払い戻せる「定額貯金」

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ゆうちょ銀行の定額貯金は、据え置き期間がある貯金です。そのため、預け入れから6カ月間は払い戻すことができません。6カ月を過ぎるとペナルティなしでいつでも現金の引き出しや解約ができます。

定額貯金の特徴は次のようになっています。
・預け入れ日から6カ月経つと自由に払い戻しができる
・3年間は半年ごとに段階金利が適用される
・利子は半年複利で計算される
・預入金額は1,000円以上で口数が設けられている
・定額貯金期間は最大10年間

預入金額は一口1,000円、5,000円、1万円、5万円、10万円、100万円、300万円となります。預け入れをするときは「10万円×3口」のように金額と口数を決めるようです。

また、定額貯金の2016年12月現在の金利は、それぞれの預入期間で「0.010%」に設定されています。


満期を設定する「定期貯金」

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ゆうちょ銀行の定期貯金は他銀行の定期預金と同じような制度で、預入期間を決めて貯金します。貯金金額は1,000円単位で1,000円以上から預け入れができます。

定期貯金の特徴は次のようになっています。
・預入期間は1カ月、3カ月、6カ月、1年~5年のいずれか
・利子は3年未満は単利、3年~5年は半年複利で計算される
・預入金額は1,000円単位の1,000円以上
・定期貯金期間は最大5年間

定期貯金の期間は最大で5年間です預入期間は1カ月~5年までの8パターンから選べます。満期になるまではお金を自由に引き出せず、期間内に払い戻したいときは預入期間内戻金利が適用されます。

また、定期貯金の2016年12月の金利は、それぞれの預入期間で「0.010%」が設定されています。


「定額貯金」と「定期貯金」の違い

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定額貯金と定期貯金の大きな違いは、据置期間と預入期間がそれぞれ定められていることです。

定額貯金は据置期間の6カ月間は預けたお金を引き出すことができませんが、6カ月を過ぎるとその後は窓口に行くと自由に引き出せます。

一方、定期貯金は預け入れるときにその期間を決めます。預入期間を決めると満期が来るまではお金を引き出すことができません。

また、定額貯金の預け入れできる期間は10年、定期貯金の期間は5年と最大貯金期間にも大きく違いがあります。


「定額貯金」と「定期貯金」の使い分け方

では、ゆうちょ銀行の定額貯金と定期貯金はどのように使い分ければ良いのでしょうか。

定額貯金と定期貯金はそれぞれお金の活用方法によって使い分けると良いですね。定額貯金は6カ月間を経過すると自由に引き出しができることから、比較的流動性が高い貯金方法と言えます。反対に定期貯金は定めた期間は払い戻しができないため、長期的な資産運用におすすめだと言われています。

一般的に長期的に貯金をする場合、同じ期間の預け入れであればお金が長期に拘束される定期貯金の方が金利が高く設定されます。ただ、現在はどちらの金利も0.010%になっているため、大きな差は出にくいと言われています。


定額貯金の上手な活用方法

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定額貯金のおすすめの活用方法をご紹介します。定額貯金は預け入れから6カ月経つと自由に引き出せるため、短期的にお金を貯めたい場合に活用すると便利です。

【マイホームや車を購入するときの資金に】
将来的にお金を使う時期や使い道が決まっているものは定額貯金がおすすめです。マイホームの頭金や車の購入などは大きな金額になるので、使わないように保管をしておきたいですよね。

確実にいつ購入と時期が決まっていれば定期貯金の利用でも良いのですが、もし預入期間内に住みたい物件が見つかったときや乗っている車が故障してしまったなどがあると、解約という手段を取らなければいけません。定期貯金は途中で解約をすると損をする場合があるので、購入のタイミングが確定していないものは定額貯金を選ぶと安心です。

【家電や家具などの大きな買い物に】
家電や家具、ブランド品などの購入のためにお金を貯めたいときも定額貯金が便利です。家電や家具などのいつもより大きな買い物は、まとまったお金が必要になるため買い替え時まで口座に資金を置いているご家庭が多いのではないでしょうか。購入の頻度が少ない大きな買い物用のお金を預け入れるときは、通常貯金よりも金利の大きい定額貯金がおすすめです。

お金が必要になったときは口数単位で引き出せるので、「10万円×5口」で貯金をしていた場合は2口分の20万円だけなどと自由に口数を決めて引き出せます。残りはそのまま継続できるので、その後も便利に運用できますよ。

【家族旅行の資金に】
また、預け入れから6カ月経ったらいつでも自由に引き出せるので、家族旅行に行きたいなどの急な計画にも対応できます。旅行のほかに冠婚葬祭など予定をしていなかった大きな支出にも活用できるので、短期的な目的でお金を保管したいときに使ってみてください。


定期貯金の上手な活用方法

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定期貯金のおすすめの活用方法は長期的なお金の保管です。1度預け入れると満期が来るまでお金を引き出せないので、この仕組みを上手に取り入れてみましょう。

【老後の資産に】
自由にお金を引き出すことができない定期貯金は、将来のためにお金を残しておきたいというときに役立ちます。定額貯金だと据置期間を過ぎると自由にお金を引き出せるため、生活に困ったときなどに使ってしまう場合があります。定期貯金にすると満期までは気軽に引き出せないので、将来のための重要な貯金に向いています。

ゆうちょ銀行の定期貯金の預入期間は最長5年と他銀行と比べて短めですが、自動継続もできるので安心して老後まで長期保管できます。

【子どもの教育費用に】
子どもの教育費用も定期貯金がおすすめです。子育ては子どもが成長するにつれてお金が必要になってきます。乳幼児期の育児費用ももちろん大変ですが、1番大きな費用が必要になるのが大学への進学時期です。現在、子どもが10歳ならばあと8年後のことですよね。10年近くお金を確実に保管したいときは、定期貯金を使うと安心ですね。

【お金を使う時期が決まっていないものに】
また、老後資金や教育資金などに使うなどとはっきり使い道が決まっていないけれど、銀行にお金を保管しておきたいというときも定期貯金を取り入れてみてください。今後必要になる場面までそのままの状態で保管できるので、ムダな引き出しを防ぐことができます。


ゆうちょ銀行に預けるメリットとデメリット

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ゆうちょ銀行の貯金額の上限は合わせて1,300万円までです。定額貯金のような短期的な資金を貯めたい場合は上限が1,300万円でも十分かもしれませんが、定期貯金で老後の資金などを目的に多くのお金を貯めたい場合は少ないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

少ない上限金額をデメリットと感じることもありますが、銀行が破綻した場合は基本的に1,000万円以上は保証がされません。貯金の保護を考えると1,300万円までしか預け入れができないことは、リスクを最小限まで抑えられるというメリットとも考えられます。

資金の運用・保管はリスクの分散がおすすめなので、1,000万円を超えたものは他銀行を活用して安心できる貯金スタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。


「定額貯金」と「定期貯金」を上手に使ってお金を管理

ゆうちょ銀行の定額貯金と定期貯金は使い分けることで、お金を賢く管理できます。短期的に2~3年の間で計画している支出は定額貯金に。長期的に10年以上貯めたいお金は定額貯金を活用してみましょう。お金を使うタイミングとその使い道によって保管の仕方を変えることで、必要なシーンが来るまで安心して資金を残しておけます。

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ライター紹介

小野みさ代

小野みさ代

株式会社One's Brain 代表
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