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何歳まで働く?イマドキ高齢者が働く3つの理由

定年を超えても働き続ける人が増えています。2016年12月に総務省が発表した「労働力調査」によると、2016年11月時点で働いている65歳以上の数は、約78万7,000人。10年前の2006年のデータと比べると、26万人も増加しています。

その一因には、「下流老人」という言葉の流行にも見られる、高齢者の貧困が挙げられますが、それだけではないようです。今回は、何歳まで働くのかを考えるために、イマドキ高齢者が働き続ける3つの理由についてご紹介します。

65歳?60歳?みんな何歳まで働きたい?


2012年に厚生労働省が発表した「高齢期における社会保障に関する意識等調査結果について」によると、就労希望年齢として最も多かったのは65歳までという意見でした。回答した年齢別に見ると、30歳から59歳までの人、特に50から59歳の人にその傾向が強いことが分かりました。

これは、単に働く意欲が高いというよりも、年金の支給年齢が影響していると考えられます。60歳から受給することもできますが、支給金額が少なくなってしまうため、たとえ60歳で定年を迎えても、65歳までは働きたいという人が多いようです。


【年を取るほど長く働きたい人は増える】
次いで多いのは「60歳まで」、3番目には「70歳まで」という回答が続きます。特徴的なのは、回答者の年齢が高くなればなるほど、70歳まで働きたいと答える人が、男女ともに増えてくるという点です。

70歳まで働きたいと答えた人の構成を年齢別に見ると、最も多いのが60歳から69歳まで。20歳から29歳以下の人はわずか1.7%でした。なぜ年齢を重ねると、定年以降も長く働きたいと思う人が増えるのでしょうか。


定年を超えても働き続ける理由とは?


長く働き続けたいと思う人は、大きく3つのタイプに分かれるようです。


【働くのが好き】
仕事に生きがいを感じている、または趣味にしている人に多い傾向です。仕事が好きではないものの、働く以外にやることがないという人も、このタイプに当てはまります。

年齢を重ねれば、働くことのつらさとともに、楽しさも見出せるものです。リタイアするよりも仕事をしていた方が、生活にメリハリが出るのかもしれません。


【生活のため】
仕事が好きではないものの、生活のために仕方なく働いているという人は、この傾向に当てはまります。ここには、いわゆる「下流老人」と呼ばれる人々も含まれます。

その背景には、年金受給額だけでなく退職金の減少も大きく影響しているようです。厚生労働省の「就労条件総合調査結果」を見ると、大卒がもらえる退職金は、2003年からの10年間で550万円以上減少しています。

定年になっても、家や車のローンが残っている人は多いです。それらをまかなっても、老後に必要な資金を捻出できると思っていた層にとって、退職金の減少は大きな打撃となっていることは、想像に難くありません。結果、仕方なく働くという結論に至る人も多いようです。


【配偶者の意思】
退職した本人はリタイアしたいと思っていても、配偶者が許してくれないこともあります。特に男性に多く、一度リタイアしても、「家にいると妻に邪険にされる」「妻と2人で長時間過ごせない」といった理由で戻ってくる人もいるようです。


余裕を持った老後を送りたいなら


「仕事しなければ生きていけない」というのは、生活面でも精神面でもつらいものです。余裕のある老後を送るためには、資金の調達はもちろん、普段から配偶者とコミュニケーションを取っておくことも大切だと言えそうです。


【老後資金を貯めておく】
老後に生活が苦しくなるのは、若い頃に貯蓄していなかった、または十分な老後資金が貯められなかった人に多いようです。理想的な老後を過ごすための資金を正しく計算し、若い頃から貯蓄しておきましょう。

計算する際には、退職金や年金をできるだけ少なく見込んでおくのがおすすめです。どちらの支給額も、今後減少することが考えられます。個人型DCなどを利用して、できるだけ自身で老後資金を調達する手段を検討しましょう。


【配偶者とコミュニケーションを大切に】
結婚している場合、リタイアとともに配偶者と過ごす時間は長くなります。仕事が大切だからと、配偶者をないがしろにしたり、コミュニケーションを取らないでいたりすると、リタイア後に家で過ごす時間がつらいものになるかもしれません。

また、本人は「60歳までしか働かない」と決めていても、それを配偶者に伝えず、リタイア後に気まずい思いをする人も多いようです。老後資金の面も踏まえて、配偶者とはリタイアの時期などについても考えを共有しておいた方が、精神的にも余裕を持った老後を過ごせそうです。


何歳まで働くのかと不安にならないために

何歳まで働きたいかは、人によって異なります。働くうちに意見が変わることもあるようです。

しかし、余裕のある老後を送りたいなら、若い頃から備えることが大切です。リタイア時の選択肢の幅を広げるためにも、資金調達と配偶者とのコミュニケーションは忘れずに。


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ライター紹介

by マネーの神様編集部

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ファイナンシャルプランナー、不動産投資家、起業家、トレーダー、ネットビジネス会社経営者、行政書士等が集まる、ちょっと不思議で多くの面白い情報が飛び交う編集部です。

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