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どうしようもなくお金がない!生活に困った時の市役所の力

冷や汗も脂汗も出るくらいのお金のピンチを迎えると、人は冷静さを失います。食べる物や住む場所にも事欠く状況になるということは、動物としての生命も脅かされるということを、本能的に理解しているからです。冷静な判断が出来ないと、詐欺集団や怪しい業者にコロッと騙されてしまい、更なるどん底に陥ってしまいかねません。

しかしこのような場合に、実は市役所が力を貸してくれるということを皆さんはご存知でしょうか。皆さんの状況やお金が無くなった原因などに基づいて、様々な種類の援助システムがあります。今日はどん底を救ってくれる市役所の制度の仕組みなどについて、知識を深めましょう。


貯金や資産が無い人はどれくらいいる?


日本は豊かになったと言われています。確かに戦後の貧しい時期に比べて、物は増え、食べる物に困って路頭に迷う人の絶対数は少なくなったでしょう。しかし、この豊かになったと言われる現代日本にも、貯金や資産が無い人が結構いるということを皆さんはご存知でしょうか。

世論調査によると、2人以上の世帯で貯金ゼロの世帯は、なんと約30%もあるそうです。また単身者で貯金ゼロの人は全体のおおよそ45%もいるというデータが出ました。どちらとも若いほどその傾向が強くなります。

若いうちの貧しさをバネに、奮起してそこからのし上がっていく人生を送れる人と、そのままどんよりとした人生を送ってしまう人がいます。残念ながらこれらの人達は、一寸先は闇とも言える世界に足を突っ込んでいると言わざるを得ません。


どういう状況で究極にお金が無くなってしまうの?

お金に困った生活に陥る要因としてはいろいろあります。多いのは勤めている会社の給料が少なすぎて家族を養えない、というもの。かつての終身雇用制度は神話と化しつつあり、昇給や退職金もない会社がどんどん増えてきました。雇われているほうは飼い殺し状態とも言えるような悪質な会社も存在しています。

また、会社が倒産などをして急に解雇されてしまった、転職活動が予想外に長引き、無収入の期間が長くなってしまった、というのも非常に多い理由のひとつです。

子供の進学など、大きな節目のためにお金を使い果たしてしまった、離婚をして母子家庭や父子家庭になってしまった、家族や自分自身が病気になってしまい、その治療費がかさんで高額になり、生活が立ち行かなくなってしまった、という家族を守るがための切ない理由も多く聞かれます。

老後のためにきちんと貯金をしておらず、年金も満額支払って来なかったなどの理由で、お金が足りずに生活がままならない、年金支給開始の年齢が引き上げられたため、定年退職後無収入の期間が長くなってしまった、という今問題の「老後破産」も大きな社会問題になっています。

また最近多いのは、いわゆる富裕層からの転落です。インターネットの普及に伴いネットで投資などを行い富裕層になった人が増えた反面、そこから転落する人も増えています。一度富裕層を経験すると、その時のレベルの残債などが重くのしかかり、自己破産にまで陥る重症度となりかねません。

交通事故を起こしてしまったり、火災を起こしてしまうなど、思いもよらないアクシデントによる多額の出費も、お金を失う要因となります。


お金に困窮している時にまずすべきこととは?

まずは落ち着くことが大切です。状況が悪くなるにつれ、焦りの気持ちから物事の判断力が落ちてしまい、生活を改善させることが出来なくなります。こういう時は一人で悩むのは危険で、多少恥ずかしくても親や兄弟、親友など誰か信頼できる人に自分の状況を話し、アドバイスをもらいましょう。大きな決断をする時は、必ず人に相談してください。

そして収入を増やす努力を出来るだけ早く始めましょう。本業があるのであれば、それを収入源のひとつとしてキープしつつ、他の副業を始めるのです。収入源を出来るだけ多く持つことで、安定的に生活費を得られるサイクルを作ることが非常に大切です。

徹底的に無駄をそぎ落とすことも大切です。お金を節約するためにまずは結果の出易い食費から手を付ける人が多いですが、ストイックに食費を削ると体調を崩しかねません。家計の立て直しをするためにもやはり体力が基本になりますから、もっと違うジャンルに目を向けましょう。

例えば通信費。スマホの毎月の支払いが結構な額になっていませんか。これを格安スマホに乗り換えることで半分以下にできます。また車を所有しているといろいろと出費が嵩みますから、カーシェアで貸したり手放して公共交通機関を利用したり、健康のために自転車を利用するというのも良いでしょう。

また、家の中にある価値のある不要物を、オークションサイトやフリーマーケットなどで売って生活費にしましょう。引き出物や食器、古いブランドバックや財布でも、思いのほか高く売れることがあります。


究極に困る段階に来たら、市役所へGO!


いろいろと努力はしてみた、でももうどうしようもないところまで来てしまった、という状況になったら、次にあなたが行く場所は闇金でも消費者金融でもありません。「市役所」です。住んでいる地域の規模によっては「町役場」の場合もあるでしょう。

市役所やその下にある社会福祉協議会では、その人の困窮状態や困窮の原因に合わせて、様々な支援制度を整備しています。その代表格が「生活福祉資金貸付制度」です。以下でその各種貸付内容や条件をチェックしてみましょう。


総合支援資金

失業などの理由により生活が立ち行かなくなってしまった人に、生活支援費を貸してくれるのがこの制度です。保証人がいれば無利子で、いなければ1.5%ほどの低利子でお金を借りることが出来ます。生活再建まで、毎月20万円(単身であれば毎月15万円)、最長12ヶ月分の生活費を借りることが出来ます。住居が無い場合は、住宅入居費として40万円ほどを借りることもできます。

また、一時生活再建費として家賃の滞納分や、再就職までの就職活動期間中の生活費とするための資金も、最高で60万円まで借りることができます。

この資金を利用するためには、当然低所得者世帯であることが条件となります。生活保護受給者や年金受給者は、この資金を借りることはできません。貸し付けを受けている期間は社会福祉協議会やハローワークの窓口に定期的に出向いて、報告・連絡・相談を行わなければなりません。


福祉資金

福祉資金は大きく分けて2種類あり、「福祉費」と「緊急小口資金」があります。福祉費は病気療養のための資金や介護サービス、障がい者サービスを受けるための資金、福祉用具の入手や、病気や介護に起因する住居の増改築のための資金を貸してくれる制度です。支払い項目毎に貸し付けの上限金額が細かく決まっています。

一方の緊急小口資金は緊急に、かつ一次的に生活に困窮している世帯を、無利子の貸付金によって支援してくれる制度です。連帯保証人は必要ありません。市役所でその地区の社会福祉協議会に行くようアドバイスをくれるので、社会福祉協議会の窓口担当者に自分の世帯の現状を正直に話しましょう。話に基づいて職員が審査をし、貸し付けることによってその世帯が良い方向に向かうと判断されれば、一定の金額を貸与してくれます。

基本的には「会社からの収入が途絶えてしまった」「医療費や介護費が大幅にかかってしまった」「天災や人災、事故などで被災してしまった」など、やむにやまれぬ原因があることが、貸与条件となります。

家計の負担にならないように必要最小限(10万円以下)となります。しかし貸しても3か月後から返済の見込みがないほどの困窮度合いであれば、審査が下りません。返済期間は12ヶ月です。また生活保護費を受給している世帯は、この制度を利用することはできません


教育支援資金


子供の教育はその子の将来を大きく左右する非常に大切なものです。親は何とかして子供たちに良い教育環境を与える必要があります。教育にかけるお金が無いということは、その子供たちの将来の芽を摘んでしまうことに等しいです。そこで利用したいのがこの制度。教育支援費は、低所得者世帯の子供たちが学校に通うための資金で、目安として高校生は月35000円以内、短期大学生は月60000円以内、大学生は月65000円以内の資金を無利子で借りることができます。返済は20年以内に行います。借り受け人の名義は子供、連帯借り受け人はその親となります。

また「就学支援費」として、各学校に入る際に一時的に大きな出費がかかることへの支援制度もあります。教育支援費と就学支援費の両方を同時に借りることも可能です。

注意として、学校への入学金や学費の納入期限を過ぎてからの申請はできません。まだどの学校に行くか決まっていなくても、進学するという意思が明確であれば申請することはできますので、早目早目の行動が大切になります。


不動産担保型生活資金

これは低所得の高齢者世帯で生活に困窮している世帯のために、所有している不動産を担保にすることで毎月生活費を貸与してくれる制度です。もちろんその不動産に既に担保権が設定されている場合は、この制度を利用することはできません。また土地の評価額などに一定の厳しい審査基準があります。その地域や不動産の価値などによって、貸付金額にも差があります。

資金の受取人が死亡したり融資期間が終了した時に、その不動産を処分することで返済処理がされます。


まとめ

いかがでしたか。今回は生活福祉資金貸付制度にフォーカスしてみましたが、これ以外にも現在非常に増えて社会問題となってしまっている生活保護制度や、母子家庭、父子家庭を支援する制度も各地自体で整っていますから、大きな借金を作ってしまう前に、このような公的扶助の力を借りて、家族のために、そして自分のためにもしっかりと生活を立て直す努力をしましょう。


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ライター紹介

小野みさ代

小野みさ代

株式会社One's Brain 代表
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