夏ボーナス間近!2017年の支給時期と20代の平均額

夏ボーナスの時期が近づいてきましたね!そろそろ、ボーナスが出たら何を買おうかなと考えている人は多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが、ボーナスの支給時期と平均金額です。2017年のボーナス日と20代の平均支給金額をチェックしてみましょう。
この記事の目次
2017年夏ボーナスは支給されるのか
2017年も半ばに差しかかってきました。会社で働いている方は、そろそろ「夏ボーナス」が気になってソワソワしてくる時期です。
とは言え、ボーナスは支払いの義務があるわけではないので、会社の経営状態によっては「支給されない」というケースもあるのです。
2016年に大阪シティ信用金庫が調査した「中小企業の夏季ボーナス支給状況」では、なんと38.4%の中小企業が夏ボーナスを「支給していない」という結果が出ています。ボーナスを支給すると答えた企業は2015年と比べて1.3ポイント減少しており、年々ボーナスの支給を行わない中小企業が増えている傾向にあります。
中小企業において夏ボーナスを支給した企業割合は、
建設業:66.5% 平均額226,206円
運輸業:63.5% 平均額225,284円
卸売業:63.2% 平均額270,356円
製造業:62.2% 平均額253,158円
サービス業:57.7% 平均額255,673円
小売業:37.0% 平均額284,762円
となっています。ボーナスの支給が最も多かったのは建設業です。中小企業でも66.5%の会社でボーナスが出ており、平均額は約25万円となっています。反対に、小売業では支給割合が最も少なく、37%の企業しかボーナスが出ないという結果になっています。
一方で、夏ボーナスは支給できないが、その代わりに「小額の手当てを支給する」という企業が年々増えてきています。傾向的にはボーナス支給割合が最も少ない小売業で手当金を出しているケースが多く、夏ボーナスを支給できない企業63%の内41.3%の企業で小額手当が出ています。
(参考サイト:http://www.osaka-city-shinkin.co.jp/houjin/pdf/2016/2016-06-21.pdf)
20代の夏ボーナス平均支給額
2016年の夏ボーナス支給額は、日本経済新聞の賃金動向調査を見てみると一般企業全体では平均額約85万円となっています。2015年と比べると1.98%上昇しており、ここ数年増加を続けています。
年齢別に見てみると20代前半の平均支給額は約37万円、20代後半では約59万円となっています。1カ月の平均給料は20万円~25万円前後なので、月収×1.5カ月~1.7カ月分くらいが目安になると考えられます。
ただ、20代でも新卒採用者の場合はこの限りではなく、一般的に10万円前後の定額ボーナスが支給される企業が多くなります。大手企業で10万円~15万円、中小企業では5万円~10万円くらいの金額を目安にしておくと良いでしょう。
ただ、新卒者には夏ボーナスが全く支給されないという企業も少なくありません。社会人になって初ボーナスを心待ちにするあまり、支給されていないのにクレジットカード払いでいつもより多く使ってしまい失敗したという方もいます。そのため、ボーナスの使い道は支給金額が明確になった後に考えるようにしましょう。
ちなみに、30代前半の夏ボーナス平均支給額は約71万円、30代の後半では約85万円となっています。20代と比べると大幅に支給額がアップしていることがわかります。これは、30代になると一般社員から管理職クラスになる人が増える、年齢によって基本給が上昇するなどによりボーナスの増額につながると考えられます。
2017年の夏ボーナス支給時期
夏のボーナスの支給時期は、民間企業の場合6月~7月初旬ごろ、公務員の場合は6月30日となっています。
大手の企業を見てみると、
トヨタ自動車:7月1日
ホンダ:6月10日
パナソニック:7月の第1金曜日
以上が夏ボーナスの支給日となっています。民間企業全体を見てみると、6月10日、7月1日、7月10日などが多い傾向にあります。ちなみに、6月10日に支給される企業は「2017年6月10日」は土曜日なので、銀行手続きの関係で前日の9日にボーナスが出ることが予想されます。
夏ボーナスの主な使い道
夏のボーナスが支給されたときに真っ先に考えるのが「使い道」です。一般的な夏ボーナスの使い道と平均消費金額は次のようになっています。
貯金:約20万円
ローンの返済:約19万円
投資:17万円
子どもの教育費:約15万円
欲しい商品等の購入:約7万円
旅行:約6万円
夏ボーナスの使い道は「貯金」が最も多く、その他にはローンの返済や投資運用にあてていることが近年の傾向です。毎月の手取りだけでは不十分な貯金をボーナスで増やし、将来的な資産を確保するために投資信託や株式を取り入れるという方が多くなっています。
一方で、実際に自由に使える金額が少ないというのも現状で、ローンの支払いや毎月の生活費のカバー、税金の支払いなどを除くと5万円~10万円しか残らないという場合も少なくありません。
そのため、生活費の補てんやローン支払いをのぞくと、貯蓄用のお金しか残らないというケースもあります。
2017年の夏ボーナスの支給額の予想
2013年から年々夏のボーナスは上昇していますが、2017年は少し低迷期に入るのではと予想されています。
各金融会社の前年比予想では、
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 0.9%増
みずほ証券 0.3%減
野村証券 1.0%増
と、伸び率が鈍い、もしくは今期は減少するのではと予想されています。
また、日本経済新聞社が2017年5月21日にまとめた中間集計によると、全体の夏ボーナス平均額が5年ぶりに減少したと言われています。これによると、2016年と比べると2.75%減の839,560円となっています。
今期の夏ボーナス減少は日本の景気が不透明なことと、円高の影響で自動車産業などの業績が伸び悩んでいることが原因と考えられるでしょう。
(参考サイト:http://www.nikkei.com/article/DGXKASDZ19I9O_R20C17A5MM8000/)
支給額は企業によって差が大きい
2017年の夏ボーナス支給時期と平均金額を見てみましたが、実際に本当に支給されるのか、いくらもらえるのかは直前までわからないという方も多いことでしょう。公務員や大手企業であればいくらか安心感はあるのかもしれませんが、中小企業に勤めるサラリーマンの場合は「今年は支給されない」ということも当然ありえることです。
さらに、20代や30代前半であれば役職がほとんどついていないことから、寸志しかもらえないということも少なくありません。また、ボーナスの支給額は業種によっても大きく異なるので、同じ20代の中小企業勤めでも5万円~10万円前後差が開きます。中小企業と大企業とで比べると、数十万円の差が開くこともあるのです。
実際に私が20代のときに勤めていた企業では、IT系会社で夏ボーナスは月収の1カ月分にも満たない支給額だったのに対して、医療系に勤めていたときは月収の2.5カ月分が支給されました。同じ20代でもこれだけ金額が大きく変わるため、ボーナスは企業の業績や景気に左右されるということがわかります。
会社に依存しない生き方を見つける
近年、中小企業では「ボーナスを出さない代わりに小額手当を支給する」というところが増えていることをお話しました。つまり、この対策をはじめることで、今後ボーナスを支給しない企業が増えるという事態にもつながります。
もし今後、ボーナスが急に打ち切りになったらどうでしょう。
例えば、月収20万円で、
夏ボーナス 20万円×2カ月分=40万円
冬ボーナス 20万円×3カ月分=60万円
1年で100万円のボーナスをもらっていたとします。この場合、年収にすると(20万円×12カ月)+ボーナス100万円=340万円となります。
「今年から経営難のためボーナスを廃止します」と会社から通達されると、年収は一気に下がり240万円となってしまいます。収入が100万円減ると、毎日の生活の質も貯金できる金額もそれに伴い変えなければなりません。
あくまでも、ボーナスは会社が与えてくれる任意のものです。必ず支給されるものだと思っている方は、考え方を変えて会社に依存しない生き方を取り入れる必要があります。
会社とは別に収入源をつくる
会社に依存しないためには、収入源を会社のみに頼らないということがとても重要です。この度の円高の影響のように、いくら大手の企業であっても国内の景気や世界の情勢によって経営が困難になることはあります。人員や資産が少ない中小企業であれば、なおのこと不安要素が多くなります。
正社員になれば安心、大手の企業に勤めていれば安心という時代ではありません。ボーナスが出ない企業なら時期を見計らって転職という方法もありますが、これではやはり収入源は1つだけしかなく会社のみに依存している状態からは抜け出せません。
まずは会社という存在は、安全ではないことを理解しましょう。もしかすると、ボーナスがカットになるだけではなく、クビになる可能性もないとは言い切れないのです。
会社からの給料がなくなったときに今の生活を続けていくためには、会社とは別に収入源をつくっておく必要があります。お金の稼ぎ方はさまざまですが、本業を持つサラリーマンにおすすめなのはネットビジネスでしょう。
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夏ボーナスに期待するよりも副業を始めよう
月の収入が増えるのは嬉しいことです。特に、5月6月のこの時期になると、夏のボーナスはいくらかなと考えてしまいます。ただ、一方で、もし全く支給されなかったらどうしようと、生活に不安を抱いてしまうことでしょう。
会社の収入だけに依存したくない、ゆとりのない生活から抜け出したいという方は、ぜひ副業を始めてみることをおすすめします。アフィリエイトブログにより毎月10万円ほど収入を増やすことができれば、ボーナスに期待しなくても半永久的に収益を上げられます。さらに言えば、副業で本業以上に稼ぐことも可能です。
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