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無理なくお金が貯められる財形貯蓄とは?メリットと注意点を解説

2017/06/21 貯蓄・貯金
この記事は約 4 分で読めます。

財形貯蓄とは、会社員や公務員が利用できる財産形成制度で、勤務先が給与から毎月一定額を天引きして金融機関に積立貯蓄を行っていくものです。一度申し込みをしておくと後は自動的に行われるため、自分の意志でお金を貯めることが難しい方でも、特に意識しなくても資産を形成していくことができます。

ここでは、財形貯蓄のメリットや注意点について解説します。


長期的な資産形成に向いている財形貯蓄


財形貯蓄には、使途が限定されない「一般財形貯蓄」、年金として利用する「財形年金貯蓄」、住宅の所得を目的とした「財形住宅貯蓄」の3種類があります。

【一般財形貯蓄】
年齢や貯蓄の目的を問わず利用できます。3年以上の期間積み立てることが原則ですが、積み立て開始から1年経てば払い出しを行うことができます。

一般財形貯蓄は複数の契約も可能と高い自由度が特徴ですが、財形年金貯蓄や財形住宅貯蓄にように税制面でのメリットはありません。

【財形年金貯蓄】
年金として払い出すことを目的とした財形で、積み立て開始時に満55歳未満であることが条件とされます。5年以上の積み立て後、一定の据え置き期間を経て、満60歳以降年金として受け取る仕組みです。運用先は預貯金型と保険型が選択でき、預貯金型の場合、住宅貯蓄と合算で元本550万円まで、保険型の場合は払込額385万円までの運用益は非課税となるのがメリットです。

しかし、年金以外で払い出しを行った場合は、預貯金型では過去5年分にさかのぼっての運用益部分が源泉分離課税の、保険型の場合は一時所得扱いで、運用益から50万を差し引いた額の2分の1が総合課税の対象となります。

【財形住宅貯蓄】
住宅の取得のための貯蓄を目的とする財形で、積み立て開始時、満55歳未満であることが条件です。住宅購入やリフォームを目的として払い出す場合、財形年金貯蓄と合算して元本あるいは保険払込額550万円まで運用益が非課税となります。積立期間は5年以上必要です。

取得する住宅は新築、中古ともに対象ですが、本人が居住することや、床面積50平方メートル以上、中古の場合は耐震耐火や築年数に関して要件を満たすことが必要です。


財形貯蓄利用者は住宅ローンも有利に

また、財形貯蓄のメリットとして、利用者は住宅を購入やリフォームする場合、財形の種類に関係なく財形住宅融資や財形持ち家転貸融資を受けられるという点があります。財形貯蓄を1年以上続けており50万円以上の財形貯蓄残高があることが条件で、融資額は残高の10倍(最大4,000万円)です。

さらに、財形住宅ローンには、子育て世帯や300人以下の中小企業勤務者は0.2%の金利優遇や企業からの利子補給制度があるため、一般の住宅ローンと比べよい条件で資金調達が可能となります。金利は5年固定型、申し込み時点での決定となるのが特徴です。


財形貯蓄を始める前に知っておきたい注意点


さまざまなメリットのある財形貯蓄ですが、全ての企業がその制度を整えているものではありません。転職の場合、2年以内であれば、金融機関に保管しておき、次の勤務先へ持ち運びができますが、転職先に財形貯蓄制度がない場合や、退職の場合には自動的に中途解約することになってしまいます。財形年金貯蓄や財形住宅貯蓄の場合、中途解約は、過去の運用益に対してもさかのぼって課税されてしまいますので注意が必要です。

また、財形貯蓄は、企業により利用金融機関が異なるため、利率にも差があります。必ずしも他の金融商品と比較して有利とは限らないため、勤務先の財形貯蓄がどのような運用方法を選択しているのかについても確認しておく必要があります。


財形貯蓄のメリットを上手に活用して資産を形成しよう

財形貯蓄は、計画的に無理なくお金を貯めたいという方に便利な制度です。一旦勤務先で手続きを行えば後は天引きのため、貯蓄のために手続きを行う必要などはありません。手間をかけずに資産を形成したい方は財形貯蓄を活用してみましょう。


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ライター紹介

小野みさ代

小野みさ代

株式会社One's Brain 代表
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