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共働き家庭の夫のお小遣いはいくら?平均と金額の決め方

2017/07/17 家計・節約 生活費
この記事は約 8 分で読めます。

共働きの家庭では夫はいくらくらいのお小遣いをもらっているのでしょうか?現代は夫婦の収入を合算して「お小遣い制」を取り入れているというご家庭が多くなっています。毎月のお小遣いを決めていると計画的に家計を管理できますが、夫・妻それぞれが金額に不満を抱えている場合もあります。円満な共働き家庭を目指すために、気になるお小遣いの平均と金額の決め方をチェックしてみましょう。


共働き家庭の夫と妻の平均お小遣いの実態


東京シャツの2016年の「夫婦のお財布事情に関する調査」によると、共働き夫婦のお小遣いの平均は次のようになっています。

夫のお小遣い:33,728円
妻のお小遣い:21,707円

共働き夫婦のお小遣いは妻の雇用スタイルによっても異なり、

妻が扶養内で働いている場合:夫 30,259円 / 妻 15,135円
妻が扶養外で働いている場合:夫 37,321円 / 妻 28,556円

以上のように扶養内と扶養外を比べると、夫婦それぞれ1万円前後の差が見られます。

ちなみに、共働き夫婦の家計の管理は主に妻が行っている場合が多く、扶養内で働いている家庭では約70%が夫と妻の収入を合算して家計をやりくりしています。

一方、妻が扶養外で働いている場合は夫婦の収入を合わせて妻が管理している家庭が約50%を占めていますが、残りの約30%は夫と妻が個々で収入を管理しているという結果になっています。妻が扶養内で働いている家庭では、夫婦で個別に収入を管理しているところは約10%しかいません。

つまり、夫婦共に正社員で働いている家庭ではそれぞれの収入を自分のものとして、家計には必要な分だけを出し合っているというケースが多くなります。


夫・妻のお小遣いの内訳

それでは共働き夫婦はそれぞれどんなことにお小遣いを使っているのでしょうか。

【夫の場合】
・趣味関連
・交際費
・仕事着

【妻の場合】
・美容代
・私服
・日用雑費

共働き家庭の夫は主に趣味関連や交際費にお小遣いを使い、妻は美容や洋服代にお小遣いを使うことが多いという結果が出ています。男性と女性のお小遣いの使い方は、男性は仕事関係に、女性は化粧品や美容院代などに多くのお金を使っている傾向にあります。

男女それぞれお小遣いを使う目的が異なり、男性は仕事の飲み代や昼食代、残業による夜食代、スーツのクリーニング代などを全てお小遣いから出しているという家庭もあります。女性の場合は定期的に必要になる美容維持費、会社の飲み代、日用品費などをお小遣いから出しています。

お小遣いは基本的に自分が自由に使えるお金なので、用途は本人に任されるものです。ただ、仕事中の昼食代や夜食、クリーニング代などは生活する上で必要となる費用です。これらの費用をお小遣いで負担をしている夫にとっては、実質自由にできるお金はほとんど残らないためにお小遣いの金額に不満を抱えている場合が多くなります。

反対に妻の場合は、外で働いている分だけ美容維持費が毎月必要になります。美容維持費は意外とかさばる費用なので夫よりお小遣いが少ない、平等にもらえないのはおかしいと不満を感じている人もいます。


共働き夫婦のお小遣いの決め方


共働きの夫の平均お小遣いは毎月約3万円となっていますが、3万円から毎日の昼食代や飲み代を引くと実質ほんの少ししか自由になるお金が残りません。

1食あたりの昼食代が700円だとすると20日働くと14,000円、月に2回飲みに行くと1万円の出費になります。スーツをクリーニングに出すと1着あたり平均1,000円前後、残業により夜食が必要になるとさらに食費が増えてしまいます。昼食代と飲み代だけでも1カ月に24,000円の支出になるので、実質6,000円しか自由に使えるお金はありません。飲み会が増えるシーズンは手元に全くお金が残らない、もしくはマイナスになってしまうことも少なくありません。

共働き夫婦のお小遣いの実態を考えると、「自分が稼いだお金は自由に使いたい」「もっとお金に余裕が欲しい」と夫や妻それぞれが個々で収入を管理したくなる理由も頷けます。ただ、将来のために家計をきちんと管理して、貯蓄をしていかなければならないということを忘れてはなりません。

共働き家庭がお互い不満を抱えずに生活をするためには、夫や妻が不満を感じないルールを決める必要があります。


夫婦のお小遣いは収入全体の10%

夫婦のお小遣いの理想は世帯収入の10%です。お小遣いの平均金額は夫だけで約3万円ですが、1カ月の夫婦の手取り額が合計30万円の場合は2人で3万円と考えるべきなのです。合計収入が40万円の場合は4万円、50万円であれば5万円になります。夫婦それぞれ3万円ずつをお小遣いにしたい場合は、60万円の収入が必要です。

夫婦共働きで毎月40万円の収入がある場合は、4万円のお小遣いを2人で分けることになります。夫の方が多く稼いでいる場合は夫のお小遣いが多めという傾向にありますが、妻の立場から考えると家事や育児、仕事を両立していることや、美容維持費が毎月必要になることから不平等さを感じてしまいます。

また、昼食代や飲み会代をお小遣いから負担している夫の場合は、毎月2万円では足りないといった状況になってしまいます。

共働きでお小遣いの金額を決めるときは、夫と妻のそれぞれが不満を持たないように平等に金額を割り当てる必要があります。例えば、夫婦それぞれ2万円ずつで分ける、夫の金額を多くする代わりに家事の役割を増やす、夫の昼食費は家計から負担するなど、お互いが不満を抱えない工夫を取り入れる必要があります。


必要経費は家計から

共働き夫婦が円満にお小遣いの金額を決めるには、

・必要経費は家計から出す
・お小遣いの使い道は夫婦で合わせる

以上の2点を取り入れると良いでしょう。

仕事中の昼食代や夜食代は家計の食費に含める、月に1~2回までの飲み代は家計が負担する、スーツのクリーニング代や妻の化粧品代、お互いの美容院代、家族のレジャー代など、生活する上で必要になるお金はお小遣いではなく家計から予算を決めて支払ってみてください。

また、夫婦のお小遣いの使い方は、用途を合わせると平等に感じられます。一般的に妻が家計を管理することが多いので、夫の飲み代は自分のお小遣いから出し、妻の飲み代は家計から出しているという場合もあります。このように夫婦でお金の出どころが異なると、トラブルを抱えやすくなります。

さらに、妻が夫の扶養内で働いている家庭では、妻にはお小遣い制を取り入れていないというケースも多いのです。妻のお小遣いが少ない、もしくはゼロの場合は、飲み代やランチ、美容代、趣味関連の費用は家計から支払うしかありません。

夫のお小遣いが3万円で妻はゼロと聞くと、夫の方が自由なお金が多いと感じられますが、家計から自分の必要なものを自由に買っている妻である場合は無駄遣いをしていることもあるのです。お小遣いがないからと家計の財布から高い化粧品を購入したり、ママ友とランチに出かけたり、頻繁に洋服を買っていたら支出が増えるばかりで貯金は増えません。

つまり、家計を上手にやりくりして円満に生活をするためには、夫と妻にそれぞれお小遣いを設定する、使い道を明確にして夫婦で合わせる、必要経費は家計から出すということを取り入れる必要があるのです。


夫と妻の収入を把握する

共働き夫婦のお小遣いを決めるには、夫と妻の収入と家計の支出を把握しなければなりません。自由なお金が減るのが嫌だからとパートナーに収入を公開していない方もいますが、家計が「見える化」されていない家庭は貯金が貯まりにくい傾向にあります。将来の貯金を増やすためには、収入を公開して夫婦で財布を共同にすることが欠かせないのです。

共働き夫婦が円満にお小遣いを決めるには、まずお互いの収入を1つの口座に入れて合算させます。その中から毎月の貯金と必要になる支出を引き、余ったお金からそれぞれのお小遣いを決めていきます。

旅行シーズンや飲み会が多い季節など、支出がかさむ時期は家計から臨時の予算を組み込み、どちらかだけが負担をするということを避けると良いですね。ただ、支出が多くて貯金できる金額が減ってしまうという場合は、貯金を減らすのではなくお互いのお小遣いを控える、節約できるポイントを探すなどの別の項目で調整をしてみましょう。


お小遣いは頻繁に見直すべし


一度お小遣いの金額を決めると見直しをしない家庭が多いのですが、家計は変化していきます。そのため3か月に1回、半年に1回など、定期的にお小遣いの見直しを取り入れていく必要があります。

特に、年度替わりや仕事の立場が変わったときなど、身の回りに変化があれば積極的にお小遣いも調整していきましょう。

お小遣いを調整するときは一緒に家計全体を見直してみると良いですね。減らせる固定費はないか、無駄なお金を使っていないかと家計の改善に努めることで、お小遣いや貯金に回せるお金を増やせます。豊かな生活を過ごすためには、お金の使い方を考えることはとても重要なことなのです。


平均金額に惑わされない。共働き夫婦のお小遣い

共働き家庭の夫の平均お小遣いは約3万円、妻の平均お小遣いは約2万円でした。お小遣いの使い方は家庭によってそれぞれですが、生活に必要な経費まで負担をしてしまうと自由なお金が全くないなどの不満を抱えてしまいます。

夫婦のお小遣いは一般的な平均金額を準備しておけば良いのではなく、お互いが満足できるように金額や使い方のルールを決めることが重要です。

例え夫が毎月5万円のお小遣いをもらっていても、全て会社関係の費用でなくなってしまっては自由なお金とは言えません。反対に、妻のお小遣いがゼロでも、家計から好きなだけ自由に買い物をしていたら賢いやりくりとは言えません。

円満な家庭を維持していくためには、夫婦が平等に感じられるお小遣いのルールを決めることが大切です。まずは、家計と現在のお小遣いの使い道を明確にして、お互いの支出の割り当て方を決めていきましょう。


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ライター紹介

小野みさ代

小野みさ代

株式会社One's Brain 代表
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