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銀行口座を開設するときの選び方。メインとサブの使い分け方法

2017/08/01 家計・節約 生活費 貯蓄・貯金 銀行
この記事は約 9 分で読めます。

銀行口座を開設するときは選び方が重要です。メインバンクひとつに絞るよりは、給料の振込み用や生活費の支払い用、貯金用など、いくつかの口座に使い分けることで利便性が高まります。銀行口座の選び方は自分の生活スタイルに合わせることがポイントです。メインバンクとサブバンクの決め方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。


銀行口座を開設するときの選び方


銀行口座を開設するときはメインバンクとサブバンクを選びます。メインバンクは最も自分が利用する銀行口座になるので、使い勝手が良いものを選ぶ必要があります。サブバンクは目的別に選ぶことが大切なので、利便性だけではなく金利等を考えた選び方を取り入れていきます。

メガバンクでは毎月の給料の振込や生活するために必要なお金を管理します。お財布に直結するお金の預け場所と考えると良いでしょう。サブバンクは支払い用の口座や貯金用として用途別に開設します。水道光熱費の支払い、クレジットカードの決済、ローンの支払いなどの固定費の引き落とし口座にひとつ。貯金用にひとつ。日々の生活費とは別に管理したお金をサブバンクに預けます。


銀行の種類をチェック

銀行口座を開設するときは、銀行の種類をまずはチェックしてみましょう。

【都市銀行】
都市銀行は全国展開をしており、主要都市をはじめとして各地に支店が置かれています。三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行などが都市銀行にあたります。

メリットは全国展開をしていることで、転勤や地方へ訪れたときにも銀行を利用できるという点です。ただ、都心と比べて地方には支店が少ないので、頻繁に利用したいときにはデメリットとなります。

【地方銀行】
地方銀行は特定の地域で展開されており、地域密接型の銀行と言えます。地方銀行はその都道府県内であれば支店数が圧倒的に多いことが特徴です。

支店数が多い銀行は使い勝手が良く選ばれやすいのですが、その地域から外れてしまうことで店舗の数が大きく減ります。そのため、転勤が多い、県外に行くことが多いという方には不向きな銀行です。

【ネットバンク】
ネットバンクは基本的に実店舗を持たないので、インターネットやATMでお金のやり取りをします。銀行の口座は店舗に行かなくてもインターネットから新規開設ができます。

実店舗を持たないことで不安に思っている方もいますが、コンビニATMの利用や振込みの手数料が安いなどのメリットがあります。

【信託銀行】
信託銀行は一般の銀行のサービスにプラスして、信託業務を行っている銀行です。そのため、生活のお金を管理するというよりも、資産を運用して増やすことを目的に利用する方が多くなっています。そのため、信託銀行はメインバンクとして開設するよりは、サブバンクとして貯蓄を増やしたいときに利用すると良いでしょう。

このように、銀行の種類は実店舗タイプやネットバンク、資産運用型などでそれぞれ特徴が異なります。どのような用途に利用したいかを考えて、特徴を見比べながら使いやすいものを選んでみてください。


メインバンクの選び方


メインバンクは日常生活の基盤になるものなので、「利便性」を重視することをおすすめします。

・手数料が少ない
・生活圏内に利用できるATMが多い

この2つのポイントを優先させてください。

メインバンクは最もお金のやり取りが多い銀行口座になるので、できるだけ手数料がかからないものを選びます。現金を引き出すときや振り込みにかかる手数料は、積もると大きな出費になります。自宅の近くや勤務場所、通勤区間など、手数料がかからない時間帯に気軽に使えるATMがあることがポイントとなります。

また、メインバンクとサブバンクでお金を移動するときのことを考えて、他銀行との取引手数料が安いものを選ぶことも大切です。銀行のサービスによって一定の条件を満たすことで振込み手数料が無料になる場合があります。お得に使える銀行サービスは必ずチェックしてみてください。

これらのことを踏まえると、メインバンクはコンビニATMでお金を引き出しやすいネットバンクや都心部ではメガバンク、その他の地域では地方銀行がおすすめです。


サブバンクの選び方

サブバンクの選び方はメインバンクとの相性を考えます。お金の移動に手間がかかる、取引手数料が高い銀行口座はおすすめできません。サブバンクはメインバンクの補佐的役割を担います。メインバンクから分けたい貯蓄や支払いなどをサブバンクで管理しますが、やり取りが面倒になるとお金が貯まらない、支払いが滞ってしまうなどの問題が生じてしまいます。

そのため、サブバンクを選ぶときは、

・コンビニATMが使いやすいもの(手数料の負担が少ないもの)
・取引手数料が安いもの

がおすすめです。

コンビニATMはほとんどの銀行の取り扱いができるので、メインバンクとサブバンクのお金の移動も一度に済ませられます。お金を移動させる度にそれぞれ別の場所に行かなければならないのは一苦労です。コンビニATMで使いやすいサブバンクを選べば、手数料を気にすることなく入出金が簡単にできます。

また、インターネット取引を活用すると振込み手数料が安くなる場合があります。ネットバンクは他銀行への振込み手数料が無料になるサービスをしているところもあるので、サブバンクとしてひとつ開設すると大変便利に使えます。

ネットバンクは実店舗がないために信頼できるのか不安という声がありますが、銀行倒産のリスクは都市銀行とほとんど変わらないと言っていいでしょう。大手の銀行だから安心、ネットバンクだからリスクが高いということはないので、ネットバンクの銀行口座がお得に使えるのならばぜひ活用すべきです。


銀行口座の使い分け方法


銀行口座は使い分けることでお金が管理しやすくなります。銀行口座をいくつも持つのは使い分けが面倒だからとメインバンクのみでやりくりをしている人もいますが、これではお金が貯まらないという状態を作ってしまう危険があります。

銀行口座はいくつ開設すべきか、どのように使い分けると便利なのかなど、口座の使い方を見ていきましょう。


銀行口座は2~4つに

銀行口座は使い分けることで便利になりますが、ただ増やせばよいというわけではありません。銀行口座を開設するときはメインバンクを1つ決めて、サブバンクを2~3つくらい作ります。

選び方は先ほどご紹介した通り、手数料がかからないものや各口座のやり取りがしやすいものをチョイスします。

それぞれの使い方は、

メインバンク:給料の振込先、1カ月の生活費の保管場所など
サブバンク1:支払い用(公共料金の引き落とし、携帯電話料金の支払い、車のローンの支払い、クレジットカード料金の引き落としなど)
サブバンク2:短期的貯金用(固定資産税用の貯金、旅行用資金、仕事を辞めたときの生活費、冠婚葬祭用のお金など)
サブバンク3:長期的貯金用(老後の資金、子供の学費など)

このようにそれぞれ用途を決めて銀行口座を開設します。


銀行の種類の選び方

メインバンクと支払い用の銀行口座は手数料の負担が少ない銀行を選ぶようにしましょう。メインバンクと支払い用口座は使用頻度が高いので、利便性を最も重視してみてください。仕事で転勤がない場合は、住んでいる地域で最も支店が多い銀行を選ぶと便利です。全国に転勤が多いときはコンビニATMが利用しやすい銀行を選ぶと安心です。

一方、貯金用の口座は利便性よりも、金利や貯めやすさで選びましょう。金利で選ぶときは都市銀行よりもネットバンクがおすすめです。2017年4月現在、都市銀行の定期預金の金利は0.010%となっていますが、ネットバンクは0.10%~0.18%と高い金利のものもあります。貯蓄のためにお金を預けるのであれば、金利の高いところを選ぶことで資産を増やせます。長期的にお金を貯める場合は、「金利」を見比べてメリットの大きい銀行を選ぶようにしてみてください。

さらに、まとまった資金ができたら信託銀行の口座を開設して資産の運用に挑戦してみましょう。普通預金に預けるよりも投資して運用する方が利回りは高くなります。信託銀行は投資信託やNISA、外貨定期預金、個人向け国債などの商品を選べます。少ない金額からでも投資を始められるので、お金を増やしたいという方は信託銀行で口座を開設して資産運用にチャレンジしてみてください。


預金の上限は1000万円まで


メインバンクとサブバンクの使い分けは「リスクを分散させる」と言った理由でもおすすめです。万が一銀行が破綻してしまうと、預けたお金は1人につき「1000万円+その利息分」しか保証されません。そのため、1000万円を越えるお金を預けている場合は、常に失うリスクと隣り合わせで生活をしていることになります。

ペイオフの注意点は1銀行で1人あたり1000万円までが守られるので、複数の口座を持っている場合は1つにまとめられます。

そのため、1つの銀行に1000万円以上のお金を預けている場合は、新たに別の銀行口座を開設して資産を分散させるようにしましょう。「ひとつの銀行には1000万円以上は預けない」。これを自分のルールにすることで安心して貯蓄ができます。


銀行口座開設の選び方を知って賢く活用

銀行口座を開設するときはそれぞれ用途によって選び方を変えます。

メインバンクの選び方は利便性を優先することが大切です。現金の引き出し手数料が200円の場合、月に4回ほど時間外に引き出すと800円もお金を無駄に使っていることになります。これを1年間積み上げると、9600円も損をすることになるのです。手数料がかからない時間帯にATMが使える、銀行のサービスを利用することで時間外も手数料が無料になると大きく無駄を省けます。

また、サブバンクの選び方はメインバンクとの相性を考えて決めることで、お金の移動が簡単になります。おすすめは他銀行との取引手数料が安いネットバンクです。ネットバンクは新規口座の開設もインターネットから手軽にできるので、ひとつ持っておくと便利に使えます。

お金の管理で損をしないために、自分の生活スタイルに合った銀行口座を選んでみてくださいね。


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ライター紹介

小野みさ代

小野みさ代

株式会社One's Brain 代表
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