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海外投資信託、国内投資信託、私募ファンド、どれが利回り最もお得?

みなさん、ニーサ、イデコって聞いたことありますか?ちなみにニーサとはNISA(少額投資非課税制度)、イデコとはiDeCo(個人確定拠出年金)のことです。

テレビでもバンバン広告をやっているので、ご覧になった方も多いでしょう。最近事務所を辞めて話題になった、超人気アイドルグループのメンバーもCMに出演していました。

どちらも「投資をすれば節税になりますよ」という制度です。それほどまでしても、国は「貯蓄から投資へ」国民をシフトさせたいのです。

先行するNISAの口座開設数はすでに500万を超え、多くの未経験者がNISAをきっかけに投資を始めました。

加えて、団塊世代のお父さんたちが続々と定年退職を迎えました。退職金を手にしたお父さんたち、老後のための運用を考えます。ところが、この超低金利です。1000万円を銀行に預けても、1万円も利息が付きません。困った挙句、投資を始めるのです。

とはいうものの、おいそれと株式には手が出せません。なんたって一度も株を買ったことがないんです。

そこで、銀行の窓口が売り込むのが投資信託です。応接室に通され、虎屋の羊羹をつまみ玉露の緑茶すすりながら、コーティング紙の立派なパンフに目を落とします。既に蜘蛛の巣にかかったトンボ、「お前はもう死んでいる(北斗の拳ですよ!)」・・・ってとこでしょうか。


投資信託を知ろう-投資信託とは何か


何も投資信託を買ってはいけない、という訳ではありません。投資信託とはどんな金融商品なのか、どんなタイプがあり、メリット・デメリットは何なのか、下調べすべきなのです。銀行の言いなりになって、後で「騙された!信用してたのにぃ」っていうのはお門違いというものです。

投資信託は、販売会社が投資家から小口の資金を集めて、株式や債券で運用し、その利益を分配金として投資家に還元する金融商品です。

投資家の目線から言えば、投資に不慣れな初心者が、資産運用を銀行や証券会社に委ねることを意味します。

私たちが普段「投資信託」と呼んでいるのは、いわゆる公募型投資信託です。このタイプの投信は、証券会社や銀行を通じて、一般の投資家に広く販売されます。

今回は、この公募型投信を「投資信託」と呼ぶこととします。


-リスクを分散する

投資で真っ先に気を付けたいのがリスクです。リコール騒ぎの挙句に民事再生を申請したタカタの株価は100円近くにまで下落、この2年で15分の1にまで落ち込みました。もしタカタの株だけに投資していたら大損です!そうした事態を避けるために、投資家は多くの銘柄に分散したり、債券にも投資したりするのです。

ところが少額の資金で運用する場合、分散投資には限界があります。単元株といって、株には最低投資金額が決められています。ちなみにトヨタの株価は現在6500円前後、単元株が100株ですから最低投資金額は65万円です

投資信託は、こうした制約を解消してくれます。投資信託の中には、運用金額が数千億円に達する商品も珍しくありません。例えば株式の場合、運用銘柄数は100近くに達する場合もあります。

つまり、投資信託で運用すれば、少額資金でも分散投資が実現するのです。


-投資のプロがサポートしてくれる

もう一つのメリットが、運用をプロに頼れる点です。

投資の醍醐味は何でしょう?どの株が上がるのか、考えに考え抜いて探し出し、予想通り動いた時の高揚感は、何物にも代えがたいものです。

投資信託ではそうした高揚感は味わえません。それでも、投資初心者のみなさんのほとんどが株取引を躊躇します。マーケット分析、株注文の基本(指値・成り行き)、チャートを使った相場の読み方、テクニカル指標、銘柄のパフォーマンス判断・・・・すべて「なんのことっすか?」って感じでしょう。

そこで投資信託の出番です。投資信託では、プロのファンドマネージャーが独自の投資ポリシーに基づいて、投資先を選別します(これをポートフォリオと呼びます)。だからといって必ず儲かるわけではありませんが、投資初心者にとっては強い味方です。

ただし、プロが運用するからといって、預金のように元本が保証されるわけではありません。ですので、運用成績は日頃からウォッチしておきましょう(定期的に送られてくる投資報告書や、WEBで確認できます)。


-無料でサポートしてくれるわけではない


(株式に比べて手数料がかかる)
もちろん、ファンドマネージャーのサポートは無料ではありません。投資信託の手数料は、株取引の比ではありません。

最近の株取引はWEBを通じた取引が一般的で、100万円の取引なら大手証券でも4000円(0.4%)、ネット系証券なら1000円(0.1%)以下が一般的です。短期で取引するなら別ですが、3年、5年と長期で保有するつもりなら、収支にはさほど響きません。

投資信託は料金体系が違います。購入する時の手数料は、無料(ノーロード)の商品が増えています。一方で、信託報酬は、保有していると毎年手数料を取られます。なぜなら投資信託は、ファンドマネージャーへの人件費など、運用にお金がかかるのです。

(日本の信託報酬は海外より割高)
信託報酬の手数料は平均で年1.12%、高いもので年2.38%です。特にアクティブ型と呼ばれる投資信託は手数料が高めです。たった2%と思うかもしれませんが、5年で10%ですよ。決して低い率ではありません。

実際、信託自体は運用益を上げているにもかかわらず、信託報酬を差し引いた実質利回りがマイナスの商品は山ほどあります。

海外の信託報酬平均は0.59%で、日本の信託報酬はあきらかに割高です。

金融庁も、手数料ありきの銀行や証券会社の営業姿勢を問題視しています。特に最近業界が力を入れているラップ口座は、信託報酬の他にラップ手数料がかかり、年間の手数料が平均でも2.2%に達します。金融庁の審議会では、ラップ口座を「顧客のためにならない商品」と名指ししています。

もし、投資信託で資産運用するなら、せめて0.5%以下の商品の選択をおすすめします。特にインデックス型の投信では、0.2%を切る商品も登場しています。


それぞれの投資信託には個性がある-国内型投信の利回りは想像以上に高い

(国内だって頑張っている)
投資信託は、その投資先によってさまざまな分け方ができます。一般的には、国内株式又は債券、海外株式又は債券といった具合に、4パターンに区分されます。

このうち国内型投資信託について、ネット等では「海外に比べて利回りが低い」とよく陰口をたたかれています。本当でしょうか?

これだけの超金利ですから、国内債券型の利回りは超低空飛行を続けています。

株式型はそこそこ頑張っています。確かに長い目で見れば、ここ20年間、ニューヨークダウ株価は3倍、インドネシアジャカルタ指数は10倍以上に上昇しました。そんな中で日経平均株価だけが20年前と同じ水準でうろうろしています。

一方でここ5年間の動きからは、違う景色が見えてきます。この間、日経平均はその値を2.5倍に伸ばしています。年平均の利回りは30%に上ります。

さらに個別の投信に目を移すと、ランキングトップは5年間の平均利回りが5割近くに達しています。

(なぜ儲かっていない人が多いの?)
それでも周りには、「投資信託で損した!」「虎の子の退職金が2割目減りしたぁ」と嘆く定年お父さんがたくさんいます。どうしてそんなことになるんでしょう?

それは、株価が値上がり、ピークを迎えた時点で買うからです。銀行や証券会社も、高い運用成績を上げている金融商品を薦めてきます。こうした、今まで成績の良かった商品は、それ以上伸びない、むしろ下降線をたどることが多いのです。

高値掴みをせず、最近成績の振るわない銘柄を物色するのが、投信で儲けるセオリーです。


-同じ海外型でも債券投信の利回りは凄い

一方で、利回りが高いと言われている海外型投資信託の場合はどうでしょう?

5年間の株価上昇率は、ニューヨークダウで1.6倍、年率で12%といったところです。上昇はしていますが、日経平均には及びません。上海総合指数も年率8%といったところです。

海外株式型投信の利回りも、最も高い商品で3割前後にとどまり、国内株式型に後れを取っています。

債券はどうでしょう?海外債券型の場合、5年間の平均年率で15%を上回る高利回り商品がズラリと並んでいます。国内債券型の多くが、せいぜい2%強にとどまる中で、海外型は圧倒的なパフォーマンスを誇っています。

ちなみに、「海外型投資信託の手数料は国内型より割安」との説がありますが、一概にそうとも言い切れません。海外型も国内の金融機関を通して購入するしかありませんから、手数料に大きな差はありません。

海外で販売されている投信を直接購入できれば、手数料が安いのは確かです。ただし、国内で暮らす日本人の直接購入はほぼ不可能です。


-私募ファンドはお金持ち向き


公募型投信は、不特定多数の一般投資家(50人以上)を相手にします。こうした一般投資家保護のため、金融庁は投資信託の発行及び販売業者を厳しく監督しています。

一方で、こうした規制を嫌い、海外の運用期間は少数のお金持ち(49人以下)から資金を募ることが多いのです。

私募ファンドは、公開前のスタートアップ企業に投資したり、経営に行き詰まった企業を買収して非上場化したりと、独自の手法で利益を上げています。

ただし、私募ファンドの募集金額は、1000万円以上が一般的で、購入者も機関投資家や富裕層・超富裕層が多いようです。


最後に-美味しい話に乗っかりますか?

(寿司喰いねえ!)
最近の話ですが、話題の投資商品を取り扱う団体が、お台場のラグジュアリーホテルで、1200名を招待してのコンベンションを開き、注目を浴びました。司会は誰もが知っている、元アイドルグループのメンバーですから、最初は半信半疑だった人でも信用してしまいますよね。

なんとこのコンベンション、団体のリーダーと呼ばれる上級会員からインビテーションが届かないと参加できません。さらに第二部は、VIPチケットを持つ選ばれし参加者が会長を囲む懇親会に出席、高級立食ビュッフェを楽しみます。

なんとこの団体、世界中に75万人もの会員がいるとの触れ込みです。

(1年間で8倍に!)
ちなみにこうした団体の取り扱っている投資商品がHYIP(高利回り投資プログラム)で、利回りは1日1-2%です。2%とすると年率でなんと730%です!

あなたは、この美味しい話に興味がありますか?私は遠慮しておきます。


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ライター紹介

by マネーの神様編集部

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ファイナンシャルプランナー、不動産投資家、起業家、トレーダー、ネットビジネス会社経営者、行政書士等が集まる、ちょっと不思議で多くの面白い情報が飛び交う編集部です。

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