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初心者必見!資産運用とは何か?そして具体的な方法は?

「資産運用なんて、私たち庶民には関係ないよね?」とおっしゃるみなさん、資産運用は決してお金持ちだけが考えることではありません。

給料から毎月1万円ずつ天引きし預金に積み立てている、買い物のお釣りを少しずつ貯めている、これだって立派な資産運用です。

それでも、お釣りを籐のカゴに入れているだけでは、それ以上にお金は増えません。ひよこの卵が孵化するように、100円玉は500円硬貨には変わりません。

定期預金も同じです、超定期金利のご時世、10万円貯金していても1年間で100円も利息が付きません。

せっかく資産運用するなら、もう少しお金を増やしてみませんか?でもどうやって?今回は資産運用とは何か、どうすれば上手に運用できるかを考えてみたいと思います。


資産運用ってそもそも何?-資産って何だ


英語では資産のことをアセット(Asset)と呼びます。アセットとは、資産という意味の他に、役に立つメリット、貴重品・価値のあるものというニュアンスでも使います。つまり資産は単にため込むのではなく、役に立つものとして活用しなければなりません。つまり資産を働かせるのです。資産を「死産」にしてはいけません。

ちなみに公安警察は過激派組織の内部に情報提供者を仕込んだりしますが、関係者の間ではこのスパイのことをアセットと呼んでいます。役に立てて働かせるって意味ですね。

資産運用での「資産」とは、広い範囲では預貯金や有価証券などの金融資産だけではなく、オフィスビルやアパートなどの投資用不動産も含みます。持ち家や自家用車、店舗など、実際に生活やビジネスに使っている資産は資産運用の範囲に含まれません。


-運用って何だ

ところで運用って何でしょう?よく鉄道会社で運用といえば、乗務員や車両を効率的に割り振り、あらかじめ定められたルールのもと、効率的かつ安定的に稼働させることをめざします。最近は、東横線と副都心線が乗り入れたりと、鉄道のネットワークはかつてないほど複雑です。

緻密に運用計画を組み、実行していかないと思わぬ事故につながりかねません。間違っても運用の逸脱は許されません。

そうは言っても、思わぬことはたびたび起こります。信号トラブル、乗客同士のトラブル、人身事故、台風や集中豪雨などなど、そんなときには臨機応変に対応しなければなりません。

資産運用も同じです、資金の割り振りを緻密に組み立て、リターンの最大化をねらって計画に沿って実行します。そしてマーケットの状況が大きく変動した場合には、ロスが少しでも小さくなるようスピーディーに行動します。


資産運用の方法-アセットアロケーション

アセットで検索すると、運用に関するさまざまな言葉が出てきます。もともと資産運用の考え方はアメリカが発祥で、多くの手法が編み出されてきたことがわかります。

アセットアロケーションは、さまざまな資産への分配を決める手法です。資産の運用期間、運用に回せる資金、収益率、リスク許容度を考慮しながら各資産へ運用資金を配分します。この配分をポートフォリオと呼んだりします。

リスク許容度を例にとると、「ご両親から思わぬ遺産が入り、老後の資産は別に蓄えている」といった羨ましいケースでは、許容度が高いと言えます。そうした場合はリスクを取ってでもリターンをねらいましょう。

一般的には、海外株式、国内株式、海外債券、国内債券、現預金の順にリスクが高いと言われています。リスク許容度が高ければ、海外株式といいた高リスク資産の配分比率を増やし、思い切って現預金はゼロでも構いません。

一方で、退職金を当てた老後資金、子供の進学資金、持ち家を買うための資金、こうしたなけなしのお金は、決してリスク許容度が高いとは言えません。

一般的には現預金ないしはせいぜい国内債券で8割以上運用しておき、残りを国内株式等に投資するのが無難です。


-アセットダイバーシフィケーション


建物は、柱や梁・筋交いの本数が多ければそれだけ地震が起きても倒壊する恐れは低くなります。

資産の運用先を多様化しすれば、それだけボラティリティー(価格の変動の激しさ)を吸収できるのです。日本の株価が低迷しているときにニューヨークダウは好調、あるいはその逆だってあり得ます。不動産市場が活況を呈しているときは、株式市場はイマイチなことも多いのです。

さまざまな資産を所有していれば、お互いのリスクを打ち消しあえるのです。ただしダイバーシフィケーションはリスクだけでなく、リターンも薄めます。リターンを確保しつつ、いかにリスクを回避するかが、個人投資家の腕の見せ所です。


-アセットミックスポリシー

あなたは「一度決めたことは滅多なことで曲げない」性分でしょうか?それとも「状況に応じて臨機応変に行動する」性格でしょうか?前者は野球選手、後者はサッカー選手に多いタイプと言われています。

どちらかというと、資産運用はサッカーに似ています。市場の状況は日々変化し、最初の予測はもろくも崩れることは少なくありません。ただし、だからと言って少し値を下げたからいちいちポートフォリオを見直すかというと、そんなことはありません。

一度決めたポートフォリオは、原則として見直さない、ただし一定のレンジを超えたらそこで初めて見直すのです。

このレンジと、レンジを超えた場合のアクションは、あらかじめポリシーとして決めておくのです。これをアセットミックスポリシーと呼びます。


資産運用の性格別診断

証券会社のホームページや、投資のマニュアル本には、さまざまな資産運用のノウハウが紹介されています。

例えば、「初心者で資金も少ないなら、株ではなく投資信託をお薦めします」といった類です。

では、資産運用を始めるにあたり最も大切なことは何でしょう。私は「相性」だと思います。ノウハウはあくまで手段です。もちろんそれも大切ですが、楽しくない、性に合わないことは長続きしません。

好奇心が旺盛な人、経済新聞やビジネス誌によく目を通す人、受け身でなく自分の判断で資産運用したい人なら、投資信託よりも寧ろ株式の方が向いています。

さまざまな指標を丹念に調べて割安な銘柄を見つけ出しリターンを稼ぎ出す、と聞いて「面白そうだな」と感じますか?だとしたら、投資信託では物足りなさを覚えるでしょう。

海外で暮らしたことがある、働いたことがある、そうでなくてもグローバルなビジネスやトレンドに興味があるという方なら、海外株式や債券にトライしてみるのも一考です。

逆に、煩わしいことはできるだけ運用のプロに任せたいという人には、投資信託がおすすめです。銀行や証券会社に相談して、最適の商品を見つけましょう。


有利な口座を開設しよう


政府は今、「貯蓄から投資」への流れを加速しています。株式市場に個人の資金が流れやすくなるように、NISA(ニーサ、少額投資非課税制度)やiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金) といった、個人投資家の中長期の資産運用を後押しする制度を矢継ぎ早にスタートさせました。

(NISA)
投資をしてみると痛感するのは、税金の高さです。株式や投資信託を売却して得た利益、配当金収入、債券の利息収入、こうした収入すべてに対して通常なら20%の税金が課されます。

NISAに加入すれば、年間120万円の投資金額を上限とし、購入後5年間、売却益・配当・利息に対して一切課税されません。ちなみにNISAの適用期間は2023年までですが、今後延長される可能性もあります。

NISAをきっかけに資産運用を始めた初心者も多く、口座開設数は1千万、残高も6兆円に達しました。その1/3が上場株式、2/3が投資信託で、ETF(上場投資信託)やREIT(不動産投資信託)も少数ながら名を連ねています。

(iDeCo)
確定拠出年金は、厚生年金・国民年金といった公的年金に上乗せして年金を受け取れる仕組みです。掛金は自分で負担するわけですが、全額所得控除となり節税につながるのが大きな魅力です。

例えば月2.5万円、年間30万円掛金を負担した場合、30万円が所得より控除され、年収600-700万円なら6万円前後の節税につながります。

大手企業のサラリーマンが加入している企業型と、個人事業主が加入する個人型が制度の2本柱です。この個人型の対象が、2017年より、公務員や専業主婦、確定拠出制度を導入していない企業に勤務するサラリーマンに拡がりました。

ちなみに確定拠出制度を導入している企業に勤務するサラリーマンでも、勤め先が認める場合はiDeCoに加入することができます(マッチング制度を導入している場合を除く)

現在の確定拠出年金加入者は、2016年末で企業型が500万人を超える一方で、個人型は25万人にすぎません。ただし、2017年の対象拡大が功を奏し、2017年度時点ですでに50万人と倍増しており、今後もさらに増加が見込まれます。

(どちらを選ぶか)
iDeCoは、一旦積み立てを始めたら、60歳まで引き出すことができません。NISAと違って株にも投資することができません。

その代わり、60歳になるまでは、ずっと節税メリットを享受できます。加えて、NISAが収入が非課税扱いとされるだけなのに対し、iDeCoは掛金が全額所得控除されます。

一方でNISAは運用期間が最長10年間に限られます(今後延長される可能性はありますが)。

老後のためにじっくり蓄える資産はiDeCo、子供の大学進学や持ち家購入など何年か先に必要になる資産はNISAでといった具合に、双方のメリットを活かし合うのが正しい資産運用といえそうです。


最後に-スモールスタートから

株と聞いただけで、「何百万、下手をすれば1千万円くらい資金が必要なの?」と考える方も多いでしょう。確かに昔は単元株といって株の購入単位が千株の銘柄が多く、確かに100万円以上の資金がマストでした。最近は単元株を100株に引き下げる銘柄も増え、5-10万円からの資産運用も可能になってきています。

投資信託も同じでです。決して多額の資金が必要なわけではありません

まず、スモールスタートで構わないので、資産運用してみませんか。それに、最初から大きく勝負するのは不安でしょう。少額で資産運用を始め、トライアンドエラーを繰り返しながら徐々に資産運用の腕を上げていけばいいのです。

それに、株式欄で自分の買った銘柄があがっているのを発見した時、投資報告書(証券会社から投資信託の運用成績を送ってきます)にプラスの数字が載っているとき、たとえ少額でも達成感を味わえます。これこそが資産運用の醍醐味なのです。


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ライター紹介

by マネーの神様編集部

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ファイナンシャルプランナー、不動産投資家、起業家、トレーダー、ネットビジネス会社経営者、行政書士等が集まる、ちょっと不思議で多くの面白い情報が飛び交う編集部です。

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