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庶民とは何が違う?お金持ちにとって資産とは何かをわかりやすく解説

あなたにとって住まいとは何でしょうか?終の棲家でしょうか?一家だんらんの場所でしょうか?それでも、その前に「資産」ですよね?

その「資産」はあなたにお金をもたらしてくれますか?人に貸しているわけではないので、お金は入ってこないでしょう。それでも、今まで暮らしてきた賃貸マンションの家賃と、住宅ローンの返済額を比較したことがありますか?プラスになっていれば「資産」であり、マイナスになっていたら「負債」です。

お金持ち、とくに外国人はそのあたりが徹底しています。

知り合いは大手企業で海外関係の仕事をしていますが、その彼から聞いた、外国人役員を海外企業からリクルートした時の話です。当然高額報酬でオファーがかかり、彼は都心超人気エリアのタワーマンション最上階に居を構えます。

その知り合いは、150平方メートル、ベイエリアの眺望が美しい部屋に、通されたことがあります。

「ミスター○○、なぜこの部屋を選んだのですか?」

彼は、「何でそんな当たり前のことを聞くんだ」というような顔をして答えます。「決まってるじゃないか、リセールバリューさ」


お金を産みだすものが資産-プロパティからアセットへ


日本語では「資産」ですが、英語に訳すと実にさまざまな単語に訳されます。

プロパティ:所有しているすべての資産

ライアビリティ:所有しているマイナスの資産

アセット:役に立つ、価値を産む資産

フォーチューン:莫大な資産・富

資産は、ただ持ってしているだけならプロパティに過ぎません。逆に持っているだけでコストがかかるなら、マイナスの資産「ライアビリティ」です。

例えば、動かなくなってほったらかされている旧車コスモロータリークーペ(知っている人はかなりの車好きか落としの方です)は、場所だけ取って役立たずのプロパティです。

そこで、苦労してパーツを手に入れレストアすれば、少しはアセットに近付きます。最近は旧車のスポーツタイプは人気で、運転可能な所車両は300万円近くで取引されているのです。さらにレストアの日誌をブログに載せれば、他のオーナーから問い合わせが集まるかもしれません。その時点で初めておんぼろグルマはアセットに昇格です。


-アセットからフォーチューンそしてヘリテージへ

アセットがどんどんお金を稼げば、やがて貯めこまれて富フォーチューンに変わります。フォーチューンには、幸運・繁栄・運命の女神という意味もあるそうです。Assetを増やしていけば女神ラクシア(紡いだ幸運の糸を割り当てるギリシャ神話3女神の1人)も微笑んでくれるという訳です。

ちなみにタイムワーナー社発行の、100万部を誇るフォーチューン誌は、毎年「世界の富豪ランキング」を発表しています。世界ランキングの1位はマイクロソフトの創立者ビルゲイツ氏で資産は10兆円に達します。日本の防衛費の二年分です。さらに投資家ウォーレンバフェット氏、アマゾンのジェフベソズ氏が続きます。

日本人は34位にソフトバンクの孫正義氏(2.4兆円)、60位にユニクロの柳井正氏、102位にキーエンスの滝崎武光氏がつづきます。

やがてフォーチューンは次世代に残され、やがて代々受け継がれて、伝統や格式を伴った資産ヘリテージに変わっていくのです。


-ビジネススキルも立派なアセット

アセットには、個人や組織が兼ね備えている利点や強みという意味もあります。

例えば、他人より秀でているスキルもアセットです。必ずという訳ではありませんが、お金持ちはビジネスに役立つスキルが他人より抜きんでていると言われています。

・チームでまとまらない議論をリードし、結論を導き出すコミュニケーションスキル
・複雑に絡み合ったビジネスから問題点を切り出し、解決策を見い出すスキル
・バイオ・AI・マーケティング・資産運用など、社会に求められているスキル
 (逆に、会計士・税理士などの資格系スキルは、今後ますますニーズが落ちるというのがもっぱらの予測)


-ネットワークは最強のアセット


ビジネスに役立つ最大の強み・利点は、人のネットワークです。

アメリカのヘッジファンドは、超富裕層同士が集まる社交サークルに顔を出し、FBRの金利政策、小麦の収穫量、政府の環境政策、大手投資銀行の動向など、さまざまな情報を交換します。舞台は会員制ゴルフ場、高級リゾート地ハンプトン、ニューヨークの一見さんお断りレストランといったところでしょうか。

そうした情報が巨額のディールにつながると言われています。

実は、アメリカは日本より遥かに学閥社会です。ニューヨークには、スタンフォードやハーバードといった※アイビーリーグの校旗を掲げたパブが店を構えています。もちろんOBと在校生以外は入店お断り、こうした店でお客たちは官界や財界でのコンフィデンシャルな情報をやり取りしているのです。

われわれ庶民が資産運用で勝てないわけです。

※アイビーリーグ
アメリカ東海岸のエリート学校群で、8校より成る。卒業生はアメリカのエスタブリッシュメント(権力者軍団)を構成し、政財界・官界・マスコミ・エンタメの世界まで幅広いネットワークを形成している。ちなみにアイビーとは蔦の意味で、蔦が絡まるぐらい歴史があることからその名がついたと言われている。


紙くずから将来の資産を探し出す-優良資産は値段も高い

証券用語では、資産運用のことをアセットマネジメントと呼びます。マネジメントの肝は、ポートフォリオ、つまりどれだけ高利回りの優良銘柄で資産を組成し、収益を稼げるかにかかっています。

それでは、優良銘柄ばかりを集めればよいかと言えば、そうとは限りません。

プロ野球などプロスポーツの世界、スタープレーヤーばかりを集めれば、確かにチーム力は強化できるでしょう。でもスタープレーヤーはどこのチームからも引っ張りだこです。年棒数千万ドル(円ではないですよ)をオファーしなければならないかもしれません。


-くすぶっている銘柄から資産を探す

金も無い知名度も低い弱小チームはどうするか?2016年サッカープレミアリーグで優勝を飾ったのは、最弱チームレスターです。

ブックメーカー(賭けサッカーの胴元)がつけたレスター優勝のオッズは5000倍、つまりレスター優勝の確率は1/5000という訳です。レスター優勝に賭けたファンは大儲けですね。

プレーヤーの報酬はマンチェスターシティの僅か1/10、下部リーグのたらい回し、すでにピークを過ぎた、なんと移籍金は0!、戦力外で放出、などなどそんなメンバーばかりです。

そんなチームがなぜ優勝できたのか?それは、メンバーの多くが可能性を秘めていたにもかかわらず、運に恵まれずくすぶっていた選手だったからではないでしょうか?ちょっとしたきっかけがあれば、爆発するような。

資産運用の世界も同じです。誰もが将来有望と期待する銘柄でなく、あまり見向きもされない「くすぶっている」銘柄の中から将来のアセットを見つけ出すのです。「何でそんな株買うの?」仲間には馬鹿にされるかもしれません。笑いたい連中には笑わせておきましょう。最後に笑うのは貴方です。


-叩き売りが宝の山に変わったオリンパス株


(不祥事で急落したオリンパス株)
オリンパス粉飾事件、投資の世界に片足突っ込んでいる人はご記憶でしょう。あれからもう6年近くがたったのですね。

発端は取締役会、オリンパスの粉飾決算・不正会計問題を社内調査していたマイケルウッドフォード社長は、突然解任されます。怒り心頭のマイケル社長は、問題を米系経済誌に告発しました。この事件はその後、旧役員への損害賠償請求だけでなく、監査法人への業務改善命令にまで発展します。

それでオリンパス株はどうだったでしょうか?事件前に2400円をつけていた株価は、発覚後にはわずか1週間で半値近い1300円にまで値下がりしました。翌月には証券取引所によって「監理銘柄(上場廃止一歩手前)」に指定されたのだから、当然といえば当然の急落です。

(顧客の信頼が決め手)
そして今、オリンパスの株価はいくらだと思いますか?なんと4000円を超えています!もちろん、底値の1300円で勝った人は大儲けですが、発覚前に2400円で買った株をそのまま持ち続けていても、7割近いプラスです。

粉飾発覚時点で見切りをつけた投資家だけが損をしたのです。ではポイントは何でしょうか?それはオリンパスが世に出す製品・サービスに対する圧倒的な顧客の評価です。オリンパスは光学機器だけでなく医療分野でも個人・法人顧客から高い信頼を得ており、この信頼は不正会計では揺るがなかったのです。

逆に、エアバックの度重なるリコール問題が祟ったタカタは、ついに会社再生法に追い込まれました。品質問題は企業にとって致命的なんですね。

だからといって、「今、東芝株を買え」という訳ではありません。決算がこのまま発表できなければ、本当にやばそうですよね、上場廃止もあり得ます。それでも買うという人は、個人の自由なので止めはしませんが。


最後に-ネーミングだってアセットだ

(世界に展開するチェーン店)
世界で一番有名なハンバーガーチェーン、1940年代にカリフォルニアの田舎町である兄弟が店舗を始めました。注文してからものの30秒ですぐ出てくる、包み紙で手軽に食べられるハンバーガーは一挙に評判になります。

その後、このハンバーガー店に目を付けたあるビジネスマンが、全米にフランチャイズを展開します。アメリカには、どんな小さな都市でも十字架(教会)、星条旗(裁判所)、そしてMのアーチ(ハンバーガー店)があると言われるぐらいにまで広がりました。

やがてチェーン店は海外に拡がり、健康問題や労働環境で物議をかもしながらも、今では3万6千店を全世界に展開し、売上高は2.5兆円に達しています。

(大切な資産は名前だった)
では、なぜ、ビジネスモデルを真似ようとするライバルを蹴散らし、このハンバーガーチェーンが世界に君臨するのでしょうか?
非常に練り込まれたと言われる材料の仕込み・調理・包装までのオペレーションでしょうか?ベーシックなハンバーガーを中心に新メニューをタイムリーに投入する商品開発力でしょうか、オーナーをやる気にさせるフランチャイズの報奨制度でしょうか?

でも、はっきりいてどれもマネできます。

このチェーンの最大の資産は「名前」ではないでしょうか?幸福と親近感に溢れた独特の響きに、なんとなくお店に引き寄せられてしまうのです。そう考えると、ネーミングは実はとても大切な資産です。

ところでアメリカ人が発音するこの店の名前、私には「ムクドゥネウ」としか聞こえません。


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ライター紹介

by マネーの神様編集部

by マネーの神様編集部

ファイナンシャルプランナー、不動産投資家、起業家、トレーダー、ネットビジネス会社経営者、行政書士等が集まる、ちょっと不思議で多くの面白い情報が飛び交う編集部です。

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